大阪・関西万博の会場内で7月5日より、外国人観光客が自国のQRコード決済を使って支払いできる「JPQR Global(ジェイピーキューアール・グローバル)」の提供が開始されました。
国内初の導入例として、万博会場内のカンボジアパビリオンやオフィシャルストアなどの一部店舗で利用可能となっています。
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大阪・関西万博の会場内で「JPQR Global」を提供開始
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2025年大阪・関西万博の会場内において、7月5日より「JPQR Global」の提供を開始しました。
「JPQR Global」は経済産業省が推進する取り組みで、日本の共通QRコード「JPQR」と海外のQRコード規格をつなぐことにより、日本国内で海外の決済アプリが利用できるようになる仕組みです。
同サービスでは、JPQRを導入した国内店舗などで、海外の統一QRコード規格に対応した決済サービスの利用が可能となるなど、訪日客の利便性向上に寄与します。
またインバウンド対応のみならず、今後は日本のコード決済サービスが海外の統一QRコードを通じて利用可能となるアウトバウンド向けの取り組みも展開し、双方向でのキャッシュレス決済環境の構築を目指しています。
カンボジアが初の連携国に
国内初の導入例として、カンボジアで使用されている「KHQR(カンボジア統一QRコード)」が、万博会場内のカンボジアパビリオンやオフィシャルストアなどの一部店舗で利用可能となっています。
今後、インドネシアなどのアジア各国における決済サービスへの対応と、万博会場内のJPQR Globalの対応店舗の拡大する予定です。
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