はとバス、 「外国語コース」利用者数が前年度比1.6倍 今年度もインバウンド対応強化

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株式会社はとバスは7月15日、2024年度の東京観光利用者数(速報値)を発表しました。

インバウンド需要の好調を背景に、英語による案内を行う「外国語コース」の利用者数は前年度比1.6倍と大きく増加しました。


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はとバス、インバウンド向け都内観光が好調

株式会社はとバスの2024年度(会計年度:2024年7月1日~2025年6月30日)の東京観光利用者数(外国語コース含む)は、53万8,609名(速報値)で、前年度比97%でした。

特に、英語で案内を行う「外国語コース」の利用者数は、前年度比164.5%と大幅に増加し、好調な推移を示しました。

訪日外国人旅行者数が過去最高を記録したことを踏まえ、東京の主要観光地を1日で巡る「PANORAMIC TOKYO」、半日で巡る「TOKYO MORNING」および「TOKYO AFTERNOON」の3コースについて、従来の週3~4日運行から毎日運行へと変更したことや、桜やイースターの時期の増便が、利用者数の増加につながりました。

特に4月の利用者数は、コロナ禍以降月間で初めて3,000名を超えました。

2025年度は「多言語ガイドサービス」など強化

2025年度は、チームラボやアートアクアリウムといった話題の新施設を組み込んだ企画を発表していくとしています。また、5月から運行を開始している「サステナブルツアー」に加え、アドベンチャーツーリズムを取り入れた新たなコースの造成も予定されています。

インバウンド需要の拡大とともに、FIT個人旅行)化が加速するなか、外国語コースに加えて、4月にリニューアルした「多言語ガイドサービス」の案内体制をさらに充実させる方針です。

また、日本人利用者と訪日外国人旅行者が一緒に参加できるコースを拡大し、より多くの訪日客が東京観光を楽しめるよう取り組んでいくとしています。

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▲はとバス:株式会社はとバス プレスリリースより
▲はとバス:株式会社はとバス プレスリリースより

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<参照>

株式会社はとバス:はとバス 東京観光 2024年度ご利用者数538,609名


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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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