駅の自販機上の「スキマ」活用し、多言語で情報発信 西武グループ・MOYAIが実証実験

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株式会社西武ホールディングス、株式会社西武メディア・コミュニケーションズ、株式会社MOYAIの3社は7月15日、駅構内に設置されている自動販売機上部のスキマ・余白を活用したデジタルサイネージの実証実験を開始することを発表しました。

本取り組みは、広告や情報発信を通じて、都市における新たな情報インフラの創出を目指すものです。


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会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。

自販機上部の「スキマ」活用し、次世代デジタルサイネージの実証実験開始

西武ホールディングスおよび西武グループの広告事業を担う西武メディア・コミュニケーションズ、AIやIoTを活用したセンシングソリューションやデジタルメディアの開発・提供を行うMOYAIは、7月22日より、駅構内における新たな情報インフラの創出を目指し、スキマや余白空間を活用したデジタルサイネージの実証実験を開始します。本実証実験は、2025年6月に締結された西武グループとMOYAIとの資本業務提携を契機とした協業の一環として実施されるものです。

実証実験では、MOYAIが提供する次世代デジタルサイネージの実証機を、西武鉄道池袋駅構内に2台、所沢駅ホームに1台、合計3台設置します。

西武メディア・コミュニケーションズと連携し、視認性や運用オペレーションに関する技術検証を行い、今後のさらなる設置拡大や事業化の可能性について検討していく予定です。

▲西武鉄道 「INFODIA STAND」設置イメージ:株式会社MOYAIリリースより
▲西武鉄道 「INFODIA STAND」設置イメージ:株式会社MOYAIリリースより

熱中症予防の啓発など、多言語で情報発信

デジタルサイネージでは、広告の配信に加え、増加するインバウンドへの熱中症予防の啓発や水分補給を促すことを目的に、天気予報や暑さ指数(WBGT)などの公共性の高い情報を多言語で発信します。

対応言語は、日本語に加え、英語中国語(簡体字繁体字)、韓国語が予定されています。

まずは、公共性の高い情報を多言語発信することで情報格差解消を行い、今後は、 AIカメラによる人流分析や防犯、ビーコンによるマーケティング強化などにも取り組みます。こうした施策により、駅空間全体の設計・運用をアップデートするDXソリューションに昇華させるとしています。

関連記事:人気漫画キャラが訪日客にマナー紹介 東海道新幹線の駅に広告(講談社)

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<参照>

株式会社MOYAI:駅ホームや構内における自動販売機上部を活用した 次世代デジタルサイネージの実証実験を開始

【7/23開催】育成だけではガイドは増えない!地域の魅力を最大化させる『ローカルガイド』を増やす打ち手とは

本セミナーでは、インバウンド観光における地方誘客や地域消費拡大の鍵として、「ローカルガイド」の可能性に焦点を当てます。

観光地では今なお、多言語で地域の歴史や文化を伝えられるガイドが不足しており、「訪日外国人の受け入れ体制が十分とはいえない」と感じている自治体も多いのではないでしょうか。

そこで注目されているのが、地域に根ざした人々が観光客を案内する「ローカルガイド」です。

2018年の法改正により、国家資格がなくても有償でガイドができるようになり、地域住民や移住者など、さまざまな人がローカルガイドとして活躍できる時代となりました

誰もがガイドになれる今だからこそ、地域の魅力を正しく伝え、訪日外国人に満足してもらえるガイド人材がこれまで以上に重要になっています。質の高いローカルガイドを増やせば、インバウンドの消費を促進し、地域経済への波及効果も大きく期待できます。

本セミナーでは、株式会社羅針盤と株式会社movが共催し、インバウンドを地域でどう受け入れ、地域の魅力をどう伝えるか。そのために欠かせないローカルガイドを増やすための具体的な打ち手や、現場での実践例を詳しくご紹介します。

<セミナーのポイント>

  • いま注目のローカルガイドについて学べる!
  • 地域としてインバウンドをどのように受け入れられるのかがわかる!
  • インバウンドの満足度や消費を高めるための地域の魅力の伝え方について学べる!

詳しくはこちらをご覧ください。

育成だけではガイドは増えない!地域の魅力を最大化させる『ローカルガイド』を増やす打ち手とは【7/23開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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