【連載:マーケティング用語・施策の基礎解説】 |
今回は、世界最大級のSNSプラットフォームであるFacebook(Meta)の広告に焦点を当て、初心者でも簡単に実践できるFacebook広告の出稿方法から、成果を最大化するためのポイントまでを徹底解説します。
Facebookは、2024年時点で全世界に約30億人の月間アクティブユーザー(MAU)を持つ、世界最大規模のSNSです。日本国内でも、2024年時点で約2,600万人が利用しており、この圧倒的なユーザー数を活かせば、ビジネスの可能性を大きく広げることができます。
Facebook広告を活用することで、日本国内の2,600万人という多様なユーザー層に直接アプローチできます。また、インバウンド需要が増加している現在、広告を通じてさらに多くの人々に情報を届けることが可能です。その結果、ブランドの認知度向上や販売促進において高い効果を期待できます。
このガイドを読めば、Facebook広告の基本から実践的な出稿手順、さらには費用対効果を高めるための運用ノウハウまで、すべてがわかります。
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- Facebook広告を利用する7つのメリット
- 1. 圧倒的なユーザー数にリーチできる
- 2. ターゲティングを細かく設定できる
- 3. Meta社が提供する媒体に同時に出稿できる
- 4. 少額から始められる
- 5. 多様な広告形式を選べる
- 6. 詳細な効果測定と改善が可能
- 7. ブランド認知度向上から売上アップまで幅広い目的に対応
- Facebook広告にかかる費用と料金体系
- 広告の目的を選ぼう:Facebookのキャンペーン目的は6種類
- 広告の形式を選ぼう:Facebookの広告形式は3種類
- 目的ごとに使用できるフォーマット
- 実際に出稿してみよう:Facebook広告出稿の流れを11ステップで解説
目次
Facebook広告を利用する7つのメリット
Facebook広告の導入を検討している方のために、その具体的なメリットを7つに絞ってご紹介します。
1. 圧倒的なユーザー数にリーチできる
Facebookは、全世界で約30億人、日本国内でも約2,600万人が利用する巨大プラットフォームです。この膨大なユーザー層に対して、効果的に情報を届けることができます。
2. ターゲティングを細かく設定できる
Facebook広告の最大の強みの一つは、その精度の高いターゲティング機能です。
地域、年齢、性別といった基本的な属性だけでなく、学歴、仕事、興味・関心、購入行動履歴など、詳細なデータを活用して、自社の商品・サービスに最適なユーザー層を特定し、アプローチすることが可能です。
3. Meta社が提供する媒体に同時に出稿できる
Facebookで作成した広告は、Meta社傘下のInstagram、Audience Network、Messengerにも同時に配信可能です。
複数のプラプラットフォームに手間なく広告を出稿できるため、広範なリーチと効率的な運用が実現します。
4. 少額から始められる
Facebook広告は、日予算を数百円から設定できるため、広告初心者の方や予算が限られている中小企業でも気軽に始めることができます。
少額から効果を検証し、徐々に予算を増やしていくといった柔軟な運用が可能です。
5. 多様な広告形式を選べる
画像、動画、カルーセル、コレクションなど、様々な広告形式が用意されています。
商品やサービスの特性、伝えたいメッセージに合わせて最適な形式を選択することで、ユーザーの目を引き、エンゲージメントを高めることができます。
6. 詳細な効果測定と改善が可能
広告マネージャでは、広告の表示回数、クリック数、コンバージョン数など、詳細な効果データをリアルタイムで確認できます。
これらのデータに基づいて、広告のパフォーマンスを分析し、改善策を講じることで、費用対効果を最大化できます。
7. ブランド認知度向上から売上アップまで幅広い目的に対応
Facebook広告には「認知度アップ」「売上」「リード」など、様々なキャンペーン目的が用意されています。
ビジネスのフェーズや目標に合わせて最適な目的を選択することで、ブランド認知度の向上から、見込み顧客の獲得、最終的な売上アップまで、幅広いマーケティング目標達成に貢献します。
Facebook広告にかかる費用と料金体系
Facebook広告の費用は、広告主自身が自由に設定できる運用型広告です。そのため、事前にまとまった費用を用意する必要はなく、少額から始めることが可能です。
課金方式の種類
主な課金方式は以下の通りです。
- インプレッション課金 (CPM):広告が1,000回表示されるごとに費用が発生します。ブランド認知度向上など、多くのユーザーに広告を見てもらいたい場合に適しています
- クリック課金(CPC):広告が1回クリックされるごとに費用が発生します。ウェブサイトへの誘導など、具体的なアクションを促したい場合に適しています。
- コンバージョン課金 (CPA):特定の目標達成(例:商品購入、資料請求、アプリインストールなど)ごとに費用が発生します。費用対効果を重視し、明確な成果を得たい場合に適しています。※コンバージョン課金は、過去のデータ蓄積が必要となる場合があります
通常、Facebook広告のシステムが最も費用対効果の高い課金方式を自動的に最適化してくれるため、広告主は目的を設定するだけで基本的には問題ありません。
広告予算の設定方法と相場
予算は「1日の予算」または「通算予算」のどちらかを設定できます。
- 1日の予算:1日あたりに消化する上限額を設定します。例えば、1日2,000円と設定すれば、月に約60,000円(2,000円×30日)が上限となります。
- 通算予算:キャンペーン期間全体で消化する上限額を設定します。例えば、1週間で10,000円と設定すれば、その期間内で最大10,000円が使われます。
Facebook広告の費用は、ターゲット、広告の質、競合状況によって大きく変動します。一概に「いくら」とは言えませんが、少額から試す場合1日500円〜1,000円程度から始める企業も多く、本格的に運用する場合は月に数万円〜数十万円を投じるケースが一般的です。
費用対効果を高めるにはターゲットの最適化が重要です。適切なターゲットに絞り込むことで、無駄な広告費を抑え、コンバージョン率を高めます。また、クリエイティブの改善も重要な要素のひとつで、ユーザーの目を引く魅力的な画像や動画、メッセージを作成することで、クリック率やコンバージョン率が向上します。
怠りなのがA/Bテストの実施です。複数の広告パターンを試し、最も効果の高いものを特定することで、費用対効果を継続的に改善できます。定期的に広告のパフォーマンスを分析し、問題点や改善点を見つけ出すことが重要です。
広告の目的を選ぼう:Facebookのキャンペーン目的は6種類
Facebook広告は「キャンペーン」という単位で管理されます。そのキャンペーンごとに目的、ターゲット、形式、予算、出稿先などを選び、広告を作成します。
Facebook広告の作成に用いる「広告マネージャ」では、キャンペーンの目的として「認知度アップ」、「トラフィック」、「エンゲージメント」、「リード」、「アプリの宣伝」、「売上」のカテゴリがあり、全部で6種類の選択肢が用意されています。
以前は11種類の選択肢がありましたが、2024年1月より6種類に統合されています。
選んだキャンペーンの目的により広告の挙動が変わるため、適切な選択肢を選ぶ必要があります。
ここでは、広告配信で得たい効果別に、どの項目を選ぶべきかを解説します。
1. 認知度アップ
広告を覚えてくれる可能性が高い利用者にできるだけ多くリーチすることで、ビジネスの認知度を高めます。
起業したばかりのビジネスや最近改称したビジネスの場合は、潜在顧客にビジネスをもっと知ってもらうために「認知度」の目的を活用するとよいでしょう。
2. トラフィック
Facebookページ、Instagramのショップ、ウェブサイト、アプリなどへ利用者を誘導し、指定したオンラインサイトへのトラフィックを増やします。
ショップでフラッシュセールを行っている場合や、サービスの内容を説明するウェブページに潜在顧客を誘導したい場合に、そうしたリンク先へのトラフィックを増やすのに役立ちます。
3. エンゲージメント
オンラインでやり取りしたり、メッセージを送信したり、広告やページに対して望むアクションを行ったりしてくれる可能性が高いユーザーを見つけるのに役立ちます。
商品やサービスに興味がある利用者にMessengerで連絡してもらいたい場合、この目的を使ってその可能性が高い潜在顧客にリーチできます。
4. リード
メッセージ、電話、登録を促して、ビジネスやブランドのリードを獲得します。
毎月発行するニュースレターなどの購読を潜在顧客に申し込んでもらいたい場合に「リード」の目的を使うと、自分の情報を提供したいと思う利用者にリーチできるでしょう。
5. アプリの宣伝
スマホの利用者に、アプリをインストールしてもらうか、アプリ内で特定のアクションを実行してもらうことができます。
潜在顧客にアプリを使ってもらいたい場合や、新機能を試してもらいたい場合に、「アプリの宣伝」を選びます。
6. 売上
商品やサービスを購入する可能性が高いユーザーを見つけられます。
Eコマースサイトなどから購入する可能性が高いユーザーにリーチしたい場合は「売上」の目的を選びます。カートへの追加などの他のアクションに最適化することも可能です。
広告の形式を選ぼう:Facebookの広告形式は3種類
Facebookに出稿する広告は、1件の画像または動画、カルーセル、コレクションの3種類から形式を選べます。
これらの形式はそれぞれ表示が異なるため、宣伝したい商品やサービスの特徴に合わせて最適なものを選ぶとよいでしょう。
広告の形式は、広告マネージャの広告編集画面から選べます。以下で詳しく解説します。
1. 1件の画像または動画:1件の画像や動画を大きく表示

「1件の画像または動画」では、1件の画像か動画が広告全体に大きく表示されます。
商品やサービスを宣伝するのに1件だけの画像や動画で事足りる場合は、この形式を選ぶことがおすすめです。
2. カルーセル:2件以上の画像や動画をスクロール形式で表示

「カルーセル」では、2件以上の画像や動画がスクロール形式で表示されますが、広告をスクロールすることで何件かの画像や動画が順に表示されます。
商品やサービスを宣伝するのに2件以上の画像や動画が必要な場合は、この形式を選ぶことがおすすめです。
2件目以降の画像や動画はスクロールしないと表示されないため、最もユーザーに見て欲しい画像や動画を1件目に設定するとよいでしょう。
3. コレクション:1件の大きな画像や動画と複数件の小さな画像や動画を表示

「コレクション」では、1件の大きな画像や動画の下に4件ほどの小さな画像や動画が表示されます。
また、それぞれの画像や動画をタップすることで詳細な情報を記した「モバイルエクスペリエンス」という画面が表示されます。
モバイルエクスペリエンスは、オンラインで商品を販売している場合に最適な「ストアフロント」、商品全般の広告に最適な「ライフスタイルカタログ」、実店舗の商品やサービスなどの広告に最適な「顧客獲得」など、いくつかの表示テンプレートから最適なものを選べます。
コレクションの設定は他の広告形式より複雑ですが、数多くの商品を宣伝したい場合は最適な選択肢となります。
目的ごとに使用できるフォーマット
様々な広告の目的やフォーマットをみてきましたが、フォーマットによっては出稿できない目的もあります。
以下の表で、目的ごとに使用できるフォーマットをまとめました。出稿の際に参考にしてください。
画像 | 動画 | カルーセル | コレクション | |
認知度アップ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
トラフィック | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
エンゲージメント | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
リード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
アプリの宣伝 | 〇 | 〇 | 〇 | ✖ |
売上 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
参照:Metaビジネスヘルプセンター「Meta広告マネージャの目的のアップデート」
実際に出稿してみよう:Facebook広告出稿の流れを11ステップで解説
ここまで、Facebook広告の出稿に必要なキャンペーン目的の設定、ターゲットの設定、予算と配信の設定、広告形式の設定について解説しました。
ここからは、実際にFacebookに広告を出稿する際の手順をわかりやすく解説します。
作成のおおまかな流れは以下の通りです。
- 広告マネージャを開く
- 広告アカウントを選ぶ
- ビジネス用の広告アカウントを作成する
- キャンペーンを作成する
- キャンペーンの目的を設定する
- キャンペーン名などを設定する
- 広告セットを作成する
- ターゲット(オーディエンス)を設定する
- 広告を作成する
- 投稿を作成し、公開する
- 支払方法を設定する
なお、Facebook広告の配信はFacebookページから行います。ページを作成していない場合は、事前に作成しておきましょう。
実際に、具体的な手順を見てみましょう。
※解説では、設定項目を以下のように仮定します。
- キャンペーン目的:最も使用頻度が高いと考えられるトラフィック
- ターゲット:日本在住の18歳から65歳の男女
- 予算:1日2,000円
- 配信:Facebookのみ
- 広告配信への最適化:リンクのクリック
- 広告形式:1件の画像または動画
1. 広告マネージャを開く
広告マネージャとは、FacebookやInstagramなどへの広告を掲載する際に、広告の作成、広告の掲載場所と掲載期間の管理などを行うツールです。

「広告マネージャ」から「広告マネージャを開く」→「利用開始」をタップします。
初めて広告を作成する場合は、新しく広告アカウントを作成する必要があります。既に広告アカウントを作成している場合は、手順4へと進んでください。
2. 広告アカウントを選ぶ

広告配信に用いるアカウントを選びます。
3. ビジネス用の広告アカウントを作成する

初めて広告を配信する際は、まず広告アカウントを作成する必要があります。画面表示に従って、「業種」「時間帯と通貨」を選択します。
「時間帯と通貨」は、「(GMT+09:00)Asia/Tokyo」、通貨は「JPYー日本円」を選択しましょう。
「作成」を選択すれば、広告アカウントの作成が完了し、「4.」の画面が表示されます。
4. キャンペーンを作成する
Facebook広告は、「キャンペーン」「広告セット」「広告」の3つの要素で構成されています。
- キャンペーン:企業アカウントの認知度向上やコンバージョン率向上といった広告の目的を設定
- 広告セット:ターゲット層や配信スケジュールを設定し、「誰に」「どの媒体で」「どのくらいの予算で」広告を配信するかを決定
- 広告:画像やテキストなどのクリエイティブを作成し、ユーザーの目を引く内容を考えることが求められます。
まずは、「キャンペーン」の作成です。

広告マネージャのキャンペーン管理画面が表示されます。
緑色の「作成」ボタンをクリックし、キャンペーンを作成します。
5. キャンペーンの目的を設定する

「キャンペーンの目的を選択」という画面が表示されます。
「Facebookのキャンペーン目的は6種類」で説明したように、キャンペーンの目的の種類は「認知度アップ」、「トラフィック」、「エンゲージメント」、「リード」、「アプリの宣伝」、「売上」の6種類があります。
今回は「トフィック」を選び、「次へ」をクリックします。
6. キャンペーン名などを設定する

キャンペーン名やカテゴリ、キャンペーン詳細などを設定し、「次へ」を押します。
7. 広告セットを作成する

広告セットの設定画面が表示されます。
「広告セット名」、「コンバージョンの場所」、「1日の予算」、「広告掲載期間」の設定などを行います。
7-1. 予算を設定する
予算は、「予算と掲載期間」から設定します。
Facebook広告は、広告を配信しようとするアカウント同士で広告枠をオークション形式で競り落とし、より提示価格の高いアカウントの広告がより多く表示される形となっています。
このオークションは通常自動で実施されるため、広告の配信を設定する際、オークションにかけられる価格の上限を予算として設定し、同時に広告の掲載期間も設定しておきます。
Facebook広告の予算は、1日ごとの予算か広告出稿期間全体の通算予算のどちらかを指定できます。通算予算を設定するには、掲載期間の設定で終了日を決めなければなりません。

7-2. 広告掲載期間を設定する

ここでは、広告掲載期間を2024年12月13日15時30分から2024年12月20日15時30分と設定しています。
8. ターゲット(オーディエンス)を設定する

広告セットの設定画面を下にスクロールし「オーディエンス管理」を表示させます。
広告を配信する際、「ターゲットの選定」が大きく広告の成果を左右します。Facebook広告では、このターゲットは「オーディエンス」とも呼ばれます。
ビジネスの目的やターゲットに合わせたターゲット(オーディエンス)を設定してください。東京都のレストランが日本全国のFacebookユーザーに向けて広告を配信した場合、来店につながる確率は低くなってしまいます。ターゲットとして東京都のユーザーを選ぶ方が、広告の効果を高められます。

Facebookの広告ターゲットには、「地域・年齢・性別・言語・つながり」「地域・言語・年齢・性別・詳細ターゲット設定」の5種類の選択肢が用意されています。適切なターゲットを選択することで、商品・サービスに興味を持ちやすい層に向けて的確に広告を配信できるでしょう。
ここでは、それぞれの選択肢と広告の挙動を簡潔に紹介します。
-
地域
:ターゲットとなるユーザーの国、都道府県、市区町村などが選べます。また、ユーザーの属性を「その地域に居住するユーザー」「最近その地域を訪れたユーザー」「その地域を旅行中のユーザー」から選べます。 -
言語
:ターゲットとなるユーザーの用いる言語を選べます。たとえば日本国内に居住する英語話者に向けて配信するなど、その地域の言語と異なる言語の広告を配信したい場合にのみ設定します。 -
年齢
:ターゲットとなるユーザーの年齢の上限と下限を選べます。 -
性別
:ターゲットとなるユーザーの性別を選べます。 -
詳細ターゲット設定
:ターゲットとなるユーザーの学歴、収入、業界、趣味、行動傾向を細かく限定できます。
ここでは、地域を日本、年齢を18歳以上、性別を全ての性別、詳細ターゲットの設定を全てとして設定しています。また、下にスクロールすると「配置」に関する説明があります。Facebookでは、広告を掲載できるさまざまな場所のことを「配置」と呼んでいます。
特に選択をしなければ「Advantage 配置(旧:自動配置)」が推奨となります。これは、Metaのアプリやサービスの中で最適な場所に広告を表示するようリアルタイムで最適化してくれるものです。
9. 広告を作成する
続いて、広告の作成です。広告に表示する名前や広告の設定を行います。

具体的には「広告名」、「広告に連携するFacebookページおよびInstagramアカウント」、「広告のフォーマット」、「クリエイティブ」、「広告のリンク先」、「トラッキング」などを設定します。
9-1. 「広告名」「広告設定」をする
まず「広告名」の欄に、広告の名前をつけます。また、広告に連携するFacebookページやInstagramアカウントを設定します。
「広告設定」では、新たに広告を作成するか、既存の広告を使用するかを選択します。
9-2. クリエイティブを設定する
クリエイティブは「画像広告」か「動画広告」から選択できます。
いずれかをタップすることで、より詳細な設定ができます。

9-3. リンク先を設定する

「広告のリンク先」は、「インスタントエクスペリエンス」、「ウェブサイト」、「FaceBookイベント」、「電話」から選べます。
インスタントエクスペリエンスは、モバイル利用者向けに最適化された広告専用のランディングページのことです。
リンク先の設定を忘れてしまうと、広告をクリックしても商品やサービスのページにアクセスできなくなるため、必ず忘れずに設定しましょう。
今回は「ウェブサイト」を選択します。
10. 投稿を作成し、公開する

「クリエイティブ」で投稿を選択するか、新しく作成します。

必要に応じて「トラッキング」、「URLパラメーター」を設定します。
右下の「公開する」をクリックすると、作成した広告が公開されます。広告自体の設定は、これで終了です。
11. 支払方法を設定する
広告の設定を終えた後、支払方法を設定します。

「支払い」を設定していない場合は、広告マネージャTOP画面左下に、上記の画面が表示されます。
画面の指示に従って、クレジットカードやデビットカード、PayPalなど、支払方法の情報を入力しましょう。
Facebook広告の基本的な使い方は以上です。適切なターゲットを選び、自社の商品・サービスに合った広告を配信できると良いでしょう。
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