日本政府観光局(JNTO)が7月16日に発表した訪日外客統計によると、2025年6月の訪日タイ人数は5万2,100人でした。
また、観光庁が同日に発表したインバウンド消費動向調査によると、2025年4-6月期の訪日タイ人旅行消費額は708億円となっています。
訪日タイ人客数最新データ:6月は5.2万人
日本政府観光局(JNTO)が発表している訪日外客統計によると、2025年6月の訪日タイ人数は5万2,100人となり、前年同月から4.6%減少しました。航空便の一部路線での減便や、祝日の関係で5月に前倒して訪日する層の影響などにより、前年より減少したと考えられています。
2025年のこれまでの推移と2024年を比較してみると、2025年上半期は、おおむね前年を上回る水準で推移していることがわかります。

また2024年の訪日客数は2019年を超えなかったものの、2025年上半期と2019年上半期を比較すると、以下のように近い水準であることがわかります。
- 2019年上半期:68万3,595人
- 2025年上半期:68万504人
タイ人観光客は、10〜12月の秋冬シーズンに多く訪日する傾向があります。下半期が順調に推移すれば、2025年の訪日タイ人数は2019年と同水準まで回復すると考えられるでしょう。
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訪日タイ人消費額最新データ:4-6月期708億円
続いて、観光庁が発表しているインバウンド消費動向調査です。
2025年4-6月の訪日タイ人旅行消費額は708億円(前年同期比16.8%増)でした。訪日客数が回復途上にある一方で、消費額は順調に推移しています。

1人当たり消費額は22万2,643円
1人当たり消費額を見てみましょう。
2025年4-6月の訪日タイ人の1人当たり消費額は、22万2,643円(前年同期比8.1%増)でした。全市場の1人当たり平均消費額(23万8,693円)と比較すると1万6,050円少なくなっています。
また2024年と比べると、1万6,714円増加しました。訪日タイ人の1人当たり消費額は、前年を上回る水準で推移しており、消費力の拡大がうかがえます。

1人当たり消費額の構成をみると、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で8万3,013円でした。次いで買物代が6万6,062円、飲食費が4万4,963円、交通費が2万2,445円、娯楽等サービス費が6,160円でした。
5つの費目のうち、宿泊費と交通費、買物代は前年同期より増加しました。
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以上、タイの最新インバウンドデータを解説しました。訪日ラボでは、タイのインバウンド動向に関する情報を日々発信していますので、ぜひご覧ください。
※本記事では、以下のデータを用いて記事内容・グラフを作成しています。
- 観光庁:訪日外国人消費動向調査およびインバウンド消費動向調査(※1人当たり消費額は全目的で算出、速報値を含む)
- 日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計(※速報値を含む)
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<参照>
日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計
観光庁:インバウンド消費動向調査
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