ANAホールディングスは7月29日、2026年3月期 第1四半期(2025年4~6月期)の決算を発表しました。
売上高は前年同期比で増加し、過去最高となる5,487億円を記録しました。好調の要因として、引き続き堅調な訪日インバウンド需要が挙げられ、特に国際線の収益増が大きく貢献しています。
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ANA、2025年4~6月期決算を発表
ANAは7月29日、2026年3月期第1四半期(2025年4~6月期)決算を発表しました。
売上高は5,487億円 四半期として過去最高に
ANAの2025年4月〜6月期の連結売上高は、5,487億円(前年同期比6.2%増)となり、四半期として過去最高を更新しました。
営業利益は367億円で前年同期を上回り増益となりましたが、経常利益と純利益は前年を下回る結果となりました。
旺盛な訪日需要で国際線が好調
ANAの2025年4~6月期決算をセグメント別に見ると、航空事業の売上高は4,968億円(前年同期比5.8%増)、営業利益は354億円(同6.8%増)となりました。
旅客収入は国際線が2,062億円(同8.8%増)、国内線が1,619億円(同6.8%増)で、いずれも前年同期を上回りました。特に国際線は旺盛な訪日需要に加え、日本発のレジャーやビジネス需要を積極的に取り込み、好調を維持しています。
また2024年度下期から羽田〜ミラノ線、ストックホルム線、イスタンブール線の運航を開始しており、運航規模も前年同期から拡大しました。
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AirJapanも好調、旅客数・収入で前年超え
グループ傘下のPeachについては、国内線のレジャー需要が堅調だったことから旅客数は増加したものの、国際線で他社との価格競争激化の影響を受け、収入は前年同期を下回りました。
AirJapanは、訪日需要を着実に取り込んだほか、日本発のレジャー需要喚起に向けたセール展開などにより、旅客数と収入ともに前年同期を上回りました。
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<参照>
ANAホールディングス株式会社:2026年3月期 第1四半期決算について
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「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
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