JALグループは7月30日、2026年3月期 第1四半期業績（2025年4月1日〜6月30日）について取りまとめを発表しました。
好調なインバウンド需要で国際旅客が増加した影響もあり、大幅な増収増益を達成しました。
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JALグループ、2025年4月〜6月の業績を発表
JALグループが発表した2025年4月〜6月の業績は、好調なインバウンド需要などを背景に、増収増益となりました。
本業の利益を示すEBIT、前年比2倍に
2025年4月〜6月の売上収益は、前年同期比11.1%増の4,710億円となり、航空・非航空いずれの事業も前年を上回りました。
本業による利益を示すEBIT（利払い・税引き前利益）は、前年の約2倍となる455億円（同105.7%増）に達し、第1四半期としては過去最高を記録しました。
セグメント別で見ると、フルサービスキャリア事業の売上収益は、同10.4%増の3,693億円でした。
このうち国際旅客は、旅客数が同11.7%増、旅客収入が同11.4%増と、いずれも堅調に推移しました。インバウンド需要の継続的な伸びに加え、日本発のビジネス需要も回復基調にあることが要因です。
また国内旅客についても、旅客数が同13.3%増、旅客収入が同7.6%増の増収となりました。
インバウンド需要取り込みLCCも好調
LCC事業においては、LCC市場における需要の増加を背景に、売上収益が前年同期比23.2％増の304億円となりました。加えて、EBIT（利払い・税引き前利益）は同91.9％増の42億円と、大幅な増益を達成しました。
ZIPAIRにおいては、旺盛なインバウンド需要を確実に取り込んだことに加え、2025年3月に新規就航したヒューストン線の堅調な立ち上がりも寄与し、旅客収入は同21.7％増となりました。
またSPRING JAPANでは、北京や上海（浦東）をはじめとする中国大都市における旺盛な旅客需要を捉え、旅客収入は同42.4％増と大きく伸長しました。
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＜参照＞
JAL：JALグループ 2026年3月期 第1四半期連結業績
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