訪日ラボ運営会社の株式会社movが、「口コミコム 」の分析機能を用いて業界別や企業の調査レポートを紹介する本連載(連載はこちら)。
今回は、株式会社吉野家ホールディングスが展開するラーメン店10ブランドに寄せられた口コミを調査しました。
「ブランド別の平均評価(★の数)」や「キーワード分析」に加え、口コミコムの新機能である外国語口コミ分析を用いた「各ブランドの口コミにおける外国語比率と言語内訳」についても分析しています。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。

調査結果(抜粋)
本調査は、「株式会社吉野家ホールディングス」が展開するラーメン店10ブランドに寄せられた口コミ4,723件を対象に行いました。
- ばり嗎:24店舗
- とりのすけ:13店舗
- 風雲丸:5店舗
- せたが屋:3店舗
- ひるがお:5店舗
- 中華そば ふくもり:1店舗
- 俺式:1店舗
- 極上中華そば 福味:1店舗
- ラーメン家 がんくろ:1店舗
- THE魚郎:4店舗
調査結果
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。調査の全容をご覧になりたい方は、レポートをダウンロードしてご確認ください。
1店舗あたりの口コミ数が最も多いのは「俺式」、平均評価が最も高いのは「中華そば ふくもり」

こちらの散布図では、調査対象10ブランドの「1店舗あたりの口コミ数」「平均評価(★の数)」を算出しています。
1店舗あたりの口コミ数がもっとも多いブランドは「俺式」で265件、平均評価(★の数)がもっとも高いブランドは「中華そば ふくもり」で★4.04でした。
レポートをくわしく見る(無料)キーワード「トッピング」のポジティブ率は10ブランド間で差が見られた

こちらの表では、調査対象10ブランドにおける、「料理」「サービス」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「ポジティブな文脈で使用されている割合(ポジティブ率)」の違いを調査しています。
< キーワード:スープ >
「せたが屋」ではキーワード「スープ」のポジティブ率が59%と他ブランドより低く、「スープの味が薄く、深みやコクが感じられない」といった声が見られました。
< キーワード:トッピング >
キーワード「トッピング」のポジティブ率は10ブランド間で差が見られました。ポジティブな口コミでは「アプリダウンロードでトッピング無料が嬉しい」、ネガティブな口コミでは「トッピングの具材が寂しかった」といった声が寄せられました。
レポートでは他にも、キーワード「オペレーション」「接客」「店内」について分析しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。
レポートをくわしく見る(無料)
最も外国語口コミ比率が高いブランドは「せたが屋」

こちらのグラフでは、調査対象10ブランドの口コミにおける「外国語口コミ比率」を算出しています。
もっとも外国語口コミ比率が高かったのは「せたが屋」で34.5%、次いで「俺式」で33.5%でした。
「せたが屋」の外国語口コミのうち約6割が「英語」

こちらのグラフでは、調査対象10ブランドの「外国語口コミの言語割合」を示しています。
外国語口コミ比率が他ブランドよりも高い「せたが屋」では、「英語」の割合がもっとも大きく59.1%、次いで「中国語(繁体字)」が22.7%でした。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
- 口コミ分析対象期間:2023年8月1日〜2025年6月30日
- 対象サイト:Googleマップ
- 口コミ取得数:4,723件
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訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
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