JTB、訪日客向け「農泊×食文化」の取り組みを表彰 グランプリは山梨県笛吹市

THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ- アーカイブ無料配信中
完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

株式会社JTBは9月1日、「農泊インバウンド受入促進重点地域」を対象に、インバウンド誘致を見据えた「農泊」と「地域ならではの食文化」を組み合わせた滞在プランコンテンストについて、受賞地域を発表しました。

同コンテストにおいて、山梨県笛吹市がグランプリを受賞し、優秀賞には石川県白山市三重県大紀町が選ばれました。

関連記事:「農泊×インバウンド」今後の取り組みとは?【農泊モデル地域創出支援事業 選定発表会】

訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)

JTB、「農泊×食文化」地域滞在プランコンテスト受賞地域を発表

農泊とは、農山漁村に宿泊し、滞在中に豊かな地域資源を活用した食事や体験等を楽しむ「農山漁村滞在型旅行」のことです。

農林水産省は、全国の農泊に取り組む地域のうち、特にインバウンド誘客体制の強化に力を入れている40地域を、令和6年度(2024年度)「農泊インバウンド受入促進重点地域」として選定しています。

JTBは農山漁村振興交付金を活用し、対象地域の中から食関連消費の拡大につながる滞在プランを発掘する「地域の滞在プランコンテスト」を、2025年6月から7月にかけて実施しました。その結果、グランプリ1地域、優秀賞2地域、企業賞5地域が決定しました。

グランプリは山梨県笛吹市 受賞地域には伴走支援などを提供

グランプリには、山梨県笛吹市の笛吹市農泊観光ツーリズム協議会による「富士山を越えてめぐる農の恵み〜世界農業遺産の地で味わう、人と自然の共生の知恵〜」が選ばれました。同プランは、富士山北側に広がる「フルーツ王国」山梨の扇状地と、南側の静岡に位置するお茶の名産地を巡り、農の恵みと文化を体感できる内容となっています。

優秀賞には以下の2地域が選定され、ほかにも企業賞として5つの地域が選ばれました。

  • 石川県白山市 白峰林泊協議会:自然の聖地「白山」いのちの水を巡る旅
  • 三重県大紀町 一般社団法人大紀町地域活性化協議会:伊勢と熊野の二大聖地を結ぶ熊野古道伊勢路~巡礼・食旅~ Kumano Kodo Iseji Gastronomy Journey

JTBは受賞地域への副賞として、応募プランのPR支援や伴走支援、協賛企業によるブラッシュアップ支援を提供します。また、これらの取り組みを通じて、農泊地域全体におけるインバウンド向け食関連消費の拡大を図る方針です。

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!

訪日ラボに相談してみる

<参照>

株式会社JTB:日本らしさを"食"で感じる旅の頂点が決定!"農泊"地域 滞在プランコンテスト受賞地域が決定しました

【9/11開催】実例から学ぶ!店舗とECの露出最大化に向けた小売のためのOMO戦略

デジタルとリアルの垣根がなくなりつつある今、小売企業にとって「店舗とECのつながり方」は売上や顧客体験に直結する重要なテーマとなっています。

本セミナーでは、「Googleサービス × 在庫情報」によって来店とオンライン購入を両立させるmovのOMO戦略と、EC上でもリアルな接客を実現するvisumoのビジュアルマーケティング手法を、実例とともに徹底解説。

OMOの取り組みを“戦略で終わらせない”ために、今すぐ使える具体施策・成功パターンをお届けします。

<セミナーのポイント>

  • Googleサービスと在庫情報を連携させた“店舗&EC”への送客手法がわかる!
  • ECサイトから店舗への送客を生むコンテンツ設計が学べる!
  • 店舗とECをスムーズにつなぐ“OMOの成功パターン”が学べる!

詳しくはこちらをご覧ください。

【9/11開催】実例から学ぶ!店舗とECの露出最大化に向けた小売のためのOMO戦略

訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!

訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。

アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。

参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。

視聴はこちら(無料)

【インバウンド情報まとめ 2025年8月後編】訪日客、一部で前年割れも「成長軌道」 / ドンキ運営のPPIH、2035年までに免税売上4,000億円を目指す ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に8月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

訪日客、一部で前年割れも「成長軌道」 / ドンキ運営のPPIH、2035年までに免税売上4,000億円を目指す ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年8月後編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに