韓国で10月3日から始まる大型連休を前に、海外宿泊施設の検索件数が大幅に増加しています。
今年2025年の秋夕(チュソク)連休は10月3日から始まり、9日まで7日間が休暇に。さらに10日に休みを取ることで、週末を含めて10連休となります*。
この期間の海外旅行先としては、ビザなしで入国できる中国・上海や、日本の名古屋の人気が高まっているようです。
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* 現状平日となっている10日の取り扱いについて、韓国政府が臨時休日の指定を検討しており、今月26日までに発表がある見込みだということです(参考)。
韓国、10連休中の海外宿泊検索が急増
韓国の現地メディアはホテルズドットコム・コリアが公表したデータに基づき、秋夕連休(10月3日〜12日)の宿泊施設検索件数を報じています。
これによると、同期間の宿泊検索件数は2025年5月から増加傾向となり、4月比で145%増加しました。5月9日〜8月6日に検索された施設のデータを見ると、種類別ではホテルが64%と最も多く、次いで旅館(15%)、アパート型ホテル(14%)、リゾートホテル(10%)が続いています。
さらに、検索時に利用されたフィルターのうち「家族向け」が全体の83%を占めており、家族旅行の需要が際立っていることがうかがえます。旅行需要のピークは連休初日の10月3日に集中すると予測されており、その後の10月4日から6日も高水準が続く見通しです。
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検索増加率では上海が1位に、2位は名古屋
10連休期間中の宿泊施設検索における都市別の増加率は、以下の通りです。
- 上海(前年同期比240%)
- 名古屋(同100%)
- プラハ(同100%)
- シドニー(同95%)
- ホノルル(同50%)
最も注目が集まったのは上海で、昨年から中国で韓国人のビザなし入国が許可されていることが影響しているとしています。
日本もアクセスの良さや円安による影響から引き続き人気は高く、名古屋が2位にランクインしました。特に家族旅行先として好まれています。
プラハは、ロンドンやパリなどと比較して低価格で5つ星の宿泊施設を利用できることから、「リーズナブルなヨーロッパの観光地」として人気を集めています。
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