成田空港は10月30日、2025年9月の運用状況を発表しました。
国際線外国人旅客数は9月として過去最高の167万人(前年同月比104%)を記録しました。
また、4〜9月の国際線外国人旅客数は、年度上期として過去最高の1,159万人となりました。
関連記事:成田空港8月運用状況
成田空港の外国人旅客数、9月として過去最高に
9月の国際線旅客便発着回数は1万3,768回(前年同月比105%)で、前月に続き堅調に推移しました。なかでも中国線は2,443回(同108%)と好調を維持しています。
9月の国際線旅客数は273万人(同106%)で、そのうち外国人旅客は167万人(同104%)となり、9月として過去最高を更新しました。香港などで台風による欠航があったものの、継続的な訪日需要の高まりが追い風となりました。
また、国際線の日本人旅客数は87万人(同112%)で、2021年4月から継続して前年を上回る傾向が続いています。
一方で国内線旅客数は、LCC各社での機材および運航人員不足などの理由による2024年10月(冬期スケジュール)からの減便もあったことで、62万人(同96%)にとどまりました。
国際線の外国人旅客数、年度上期として過去最高の1,159万人
また4〜9月の運用状況も発表され、総旅客数は2,080万人(前年同期比104%)を記録しました。年度上期として、2019年度上期以降初めて2,000万人を超え、歴代で3番目の水準となりました。
4〜9月の国際線旅客便発着回数は8万5,327回(同108%)となり、なかでも中国線が1万5,399回(同130%)と好調に推移しました。
国際線外国人旅客数は1,159万人(同107%)となり、年度上期として過去最高となりました。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
<参照>
成田国際空港株式会社:2025年9月 空港運用状況
訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!

訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。
アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。
参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。
【インバウンド情報まとめ 2025年10月後編】観光庁長官、万博は「訪日客誘客に一定の効果」 ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に10月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→観光庁長官、万博は「訪日客誘客に一定の効果」 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年10月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










