米大手旅行保険会社のバークシャー・ハサウェイ・トラベル・プロテクション（BHTP）が、2026年の最も安全な旅行先ランキングを発表しました。
日本は特に治安や交通面を高く評価され、総合9位にランクインしています。
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同社が10月15日に発表した、「2026年の最も安全な旅行先」上位10か国は以下の通りです。ランキングは、アメリカ人旅行者が過去5年間に実際に旅行した国の調査結果をもとに、さまざまなデータや過去の結果などを組み合わせてスコアを計算しています。
- オランダ
- オーストラリア
- オーストリア
- アイスランド
- カナダ
- ニュージーランド
- アラブ首長国連邦
- スイス
- 日本
- アイルランド
日本は人口密度の高い国でありながら、犯罪率やテロリスク、交通安全の観点から高評価を受け、前年と同じ9位にランクインしました。「人口密度の低い国ほど安全」とされる傾向の中で、日本はその例外として位置づけられています。
カテゴリ別では「暴力犯罪からの安全」と「交通安全」で首位となり、「テロからの安全」で4位、「健康対策」で6位、「女性/LGBTQIA+/有色人種の安全」で9位に入りました。
また、日本旅行の際に注意すべき点として、アメリカの処方せんは日本の薬局では受け付けられないことや、一部の処方薬が日本で許可されていないことが挙げられています。そのほか、ラッシュアワーの混雑や車の左側通行にも注意が必要とされています。
「最も安全な都市ランキング」では東京が9位
また同社が同日発表した「2026年の最も安全な都市ランキング」では、東京が前年の4位から順位を下げ、9位にランクインしました。
カテゴリ別では「暴力犯罪からの安全」で7位にランクインしたほか、東京の地下鉄について「世界で最も安全な地下鉄のひとつ」と評価されています。
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