三越伊勢丹ホールディングスは11月13日、2026年3月期 第2四半期連結実績(2025年4月1日~9月30日)を発表しました。
インバウンド観光客による売上が好調だった前年度の反動により減収減益となった一方で、当期純利益は上期として過去最高を記録しました。
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訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)三越伊勢丹、2025年4月〜9月の決算を発表
三越伊勢丹は11月13日、2026年3月期 第2四半期連結実績(2025年4月1日〜9月30日)を発表しました。
前年度のインバウンド効果の反動で減収減益
2025年4月〜9月の総額売上高は、前年同期比3.7%減の5,962億円となりました。また、営業利益については同9.8%減の314億円で、減収減益となりました。前年度4月~7月の為替や高額品価格改定前の駆け込み需要などによって好調だったインバウンド効果の反動が原因であるとし、8月以降は回復基調に転じているとしています。
一方で、当期純利益は同15.7%増の293億円で、上期としての過去最高を記録しました。
セグメント別の総額売上高は、百貨店業が同3.9%減の5,524億円、クレジット・金融・友の会業が同2.9%増の182億円、不動産業が同13.4%減の114億円となっています。

店舗別では三越日本橋本店で増収を記録
国内主要百貨店の店舗別総額売上高では、前年度の反動もあり多くの店舗で減収となり、三越日本橋本店(前年同期比1.1%増)のみ増収となっています。
なお通期計画では、ほかに伊勢丹新宿本店、三越銀座店などで増収を見込んでいます。

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<参照>
三越伊勢丹ホールディングス:2026年3月期(25年度)第2四半期(中間期) 決算説明会
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