訪日客の購買意欲は「横ばい」傾向が続く:2025年第3四半期 インバウンド購買意欲指数

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三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社は11月12日、2025年第3四半期における全国の小売店を訪れる訪日外国人観光客の購買意欲を測定した指数「インバウンド購買意欲指数」の調査結果を公表しました。

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インバウンド購買意欲指数の推移

訪日外客数は9月までの累計で過去最速の3,000万人超えを記録しましたが、インバウンド購買意欲指数は前四半期に引き続き横ばいとなっています。

四半期の推移

2024年第4四半期から2025年第3四半期にかけての四半期の推移は、以下の通りです。該当月の指数を単純平均し、四捨五入して整数値にして算出されています。

▲インバウンド購買意欲指数<四半期系列>:三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社プレスリリースより
▲インバウンド購買意欲指数<四半期系列>:三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社プレスリリースより

2025年第3四半期の指数は、前四半期と比較して「現状水準DI」「現状判断DI」「先行き判断DI」のすべての数値で大きな変動はなく、「横ばい」と判断されました。

月次の推移

2024年第4四半期から2025年第3四半期にかけての月ごとの推移は、以下の通りです。

▲インバウンド購買意欲指数<月次系列>:三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社プレスリリースより
▲インバウンド購買意欲指数<月次系列>:三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社プレスリリースより

月次の指数では、2025年に入ってから「現状水準DI」「現状判断DI」「先行き判断DI」の数値が低下傾向にあります。

特に「現状判断DI」は、2025年に入り60を下回る月が4度あり、9月も58となっています。一方で、「先行き判断DI」については、8月に下がったものの、9月にはわずかながら上昇しました。

百貨店免税売上においてもマイナスが続いている一方で、マイナス幅が縮小しつつあります。8月と9月には購買客数がその月としての過去最高を記録したことから、購買意欲の回復が期待されます。

関連記事百貨店免税売上、マイナス幅改善 購買客数は9月として過去最高

インバウンド購買意欲指数とは

インバウンド購買意欲指数は、訪日外国人観光客の購買動向を分析し、関係分野における経営・景気判断の参考資料とすることを目的とした指数です。

調査対象は、以下の通りです。

  • 調査対象:全国の小売店の販売員(株式会社インジェスター派遣)
  • 調査対象品目:各店舗で取り扱われている全ての商品
  • 調査客体:店頭で訪日外国人の接客を担当する者

主な調査事項は、以下の3つです。

  • 訪日外国人観光客による購買意欲の水準に対する現状判断(水準)
  • 前月と比較した訪日外国人観光客による購買意欲の方向性に対する現状判断(方向性)とその理由
  • 訪日外国人観光客による購買意欲の先行きに対する先行き判断(方向性)とその理由

調査客体から収集した情報を下記の表に従って点数化し、その平均値を最低0点から最大100点となる指数(Diffusion Index、DI)としています。

この指数が50より大きいほど購買意欲が強く、小さいほど購買意欲が低いと判断できます。

▲インバウンド購買意欲指数の評価基準:三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社プレスリリースより
▲インバウンド購買意欲指数の評価基準:三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社プレスリリースより

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<参照>

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社:インバウンド購買意欲指数(2025年第3四半期)の結果について

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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