大阪の2025年インバウンド客数は過去最高に 2026年は1,800万人超えに意欲 【大阪観光局会見】

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公益財団法人大阪観光局は1月26日、定例会見を実施しました。

2025年のインバウンド動向や観光の概況のほか、2026年の展望などについても所感を述べました。

関連記事:大阪観光局 前回の定例会見(12月)

▲記者会見の様子:訪日ラボ撮影
▲記者会見の様子:訪日ラボ撮影

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2025年のインバウンド訪問者数1,760万人 過去最高を記録

冒頭、理事長の溝畑氏は大阪府における12月および2025年のインバウンド概況を報告。

12月の大阪への入国者数は、同月として過去最高の145万2,000人でした。2025年累計では1,760万4,000人となり、こちらも過去最高を記録しました。また、消費額は約1.6兆円(大阪観光局試算)と推計され、溝畑氏は「量・質ともに想定より高い結果となった」と振り返りました。

年間のインバウンド客数を国別で見ると、中国が522.5万人(前年比39%増)、韓国が274.4万人(同1%増)など、香港を除く全ての市場で前年を上回りました。なかでもアメリカは145.1万人(同32%増)となり、全国および東京(いずれも同21%増)の伸び率を上回りました。

一方で12月のみを見ると、中国は前年同月比45%減と前年を大きく下回りました。ホテル商業施設などの状況については、「中国人客が多く占めていた施設では影響は出ている」とした上で、他の国・地域からの利用がある施設ではカバーできていると説明しました。

また、今年2026年のテーマとして、溝畑氏は「飛」の一字を示し、アジアNo.1の国際観光文化都市を目指していくにあたって、2026年をさらなる飛躍の年にしたいという意欲を示しました。

2026年は1,800万人超え目指す 万博のレガシー活用

2026年のインバウンドに関する展望について、溝畑氏は最低でも1,800万人を上回ることを目標に掲げました。

春節旧正月)が近づく中国については、最近の状況を踏まえて「(前年比)40〜50%減で推移するのではないか」という見解を述べました。

一方、旧正月の期間は韓国台湾からも多くの訪日客が見込まれることや、それ以外の市場も成長傾向にあることから、「他の市場で中国の減少を十分に補える」という考えを示しました。特に順調である欧米豪中東インドなどについては、ラグジュアリー施策を絡めながら誘客を促進していきたいと述べました。

2026年の注力分野については、「今年は万博のレガシーをどのように活用していくかが重要になる」とし、特に関西の周遊促進やSDGsの推進に力を入れる考えを示しました。

インバウンド受け入れ体制強化にあたっては、陸・海・空の交通体系を計画的かつスピーディーに進めていくことの重要性を示したほか、IR開業を見据えた高度人材の確保の必要性を強調しました。

ほかにも、今年チャレンジしたいこととして「ナイトタイムエコノミーの活性化」「買い物需要の強化」「スポーツツーリズムの推進」を挙げました。

「IGLTA 2024 大阪総会」が国際会議誘致・開催貢献賞を受賞

日本政府観光局(JNTO)が優れた取り組みを行った国際会議を表彰する「国際会議誘致・開催貢献賞」において、「IGLTA 2024 大阪総会」が国際会議開催の部(中小規模会議部門)を受賞しました。

米ニューヨーク・タイムズ紙による「2025年に行くべき52か所(52 Places to Go in 2025)」で大阪が選出された際には、IGLTA 2024 大阪総会の開催を踏まえて「おそらく日本で最も進歩的な都市」と記されるなど、大阪のLGBTQ+フレンドリーな取り組みは世界的にも評価されています。

溝畑氏は受賞について、ダイバーシティを重視する理念のもとLGBTQ+の受け入れに力を入れてきたと述べ、「アジアで初めてLGBTQ+の世界総会を開催したことが高く評価されたのではないか」と述べました。

関連記事:NYタイムズが選ぶ「2025年に行くべき観光地」日本から富山・大阪が選出

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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