JR東海、3Q決算は増収増益 万博と訪日需要が押し上げ

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東海旅客鉄道株式会社(以下、JR東海)は2月2日、2026年3月期 第3四半期(2025年4月〜12月)の連結業績を発表しました。

訪日外国人観光客の増加や大阪・関西万博の開催により、東海道新幹線と在来線における運輸収入が伸長したことに加えて、駅店舗の売上や駅商業施設の賃料収入が増加したことにより、前年同期比で増収増益を記録しました。

また、インバウンド収入も好調に推移しており、中国の訪日自粛要請による目立った影響は見られないということです。

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JR東海、好調な運輸収入により増収増益

JR東海が発表した2025年4月〜12月の連結業績は、東海道新幹線や在来線における運輸収入が好調だったこともあり、増収増益を達成しました。

営業収益・営業利益・純利益で前年同期比2桁増を達成

2025年4月〜12月の連結業績は、各利益項目で大幅なプラスを記録しました。

営業収益は1兆5,141億円(前年同期比10.7%増)、本業のもうけを示す営業利益は6,967億円(同19.3%増)となり、前年同期比で増収増益を達成しました。

また、最終的なもうけを示す純利益は4,592億円(同21.9%増)となっています。

セグメント別では、主力の運輸業における営業収益は1兆2,490億円(同11.8%増)と好調でした。この増加の内訳について同社は、万博開催にともなう利用増が4%、インバウンドによる利用増が3%、その他の要因が5%と推計しており、万博訪日客の相乗効果が収益を大きく押し上げた形です。

また、流通業や不動産業でも、駅店舗の売上増や駅商業施設の賃料収入の増加などによって増収を記録しています。

▲損益決算書(連結):JR東海 発表資料より
▲損益計算書(連結):JR東海 発表資料より

インバウンド収入、中国の訪日自粛の影響は見られず好調

増収増益の要因の1つとなっているのが、過去最高水準で推移するインバウンド需要の取り込みです。

2025年4月〜12月のインバウンド収入(推計値)は約1,220億円で、前年同期の約860億円から約360億円増加しました。また、第3四半期(10月〜12月)単体でも約440億円となり、前年同期比で約90億円の増加となっています。

インバウンド収入増加の背景としては、旅行会社との連携強化による販路拡大などが挙げられます。

なお、懸念されていた中国による訪日自粛の影響については、現時点で「目立った影響は出ていない」としています。

影響が限定的な背景には、インバウンド収入全体に占める中国の割合が5〜10%程度に留まっていることが挙げられます。欧州や北中南米、豪州など幅広い地域からの利用者も多いことから、インバウンドによる利用は引き続き好調に推移しているということです。

▲インバウンドの状況:JR東海 発表資料より

▲インバウンドの状況:JR東海 発表資料より

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<参照>

東海旅客鉄道株式会社:決算説明会資料

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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