訪日フィリピン人観光客のインバウンド

東南アジアで第2位の訪日数をもつフィリピン

コロナ前の2019年、訪日フィリピン人の訪問者数は約61万人と、東南アジアではタイに次ぐ2番目の多さでした。2023年は約62万人と、すでにコロナ前を超える水準まで回復しており、引き続き東南アジア第2位を維持しています。一方、2023年の訪日フィリピン人の一人あたり消費額は約18万円で、東南アジアでは最も低い数値となっています。

日本のインバウンド産業の成長を考えていく上では、フィリピン人の一人あたり消費額をどう上昇させていけるかがポイントとなりそうです。パンデミックの収束とほぼ同時期に進行し始めた「円安ペソ高」をとっかかりとして、より日本での消費を喚起していきたいところです。

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訪日フィリピン人観光客のインバウンドデータ