これだけは知っておくべき訪日フィリピン人 3つのポイント

    • 訪日フィリピン人のハイシーズンは4月と12月、春と冬が人気
    • 競合旅行先は東アジア諸国
    • 技能実習生の多さはインバウンドにも好影響

フィリピンに関連するインバウンド年表

1956年日本とフィリピン共和国の国交が樹立
2017年JNTOマニラ事務所が開設
2019年訪日フィリピン人数が史上最多となる61万人を達成

フィリピン基本データ

人口約1億665万人
面積約299万平方キロメートル
首都マニラ
宗教キリスト教、イスラム教など
公用語タガログ語、英語
時差UTC+8(-1時間)
通貨フィリピン・ペソ
名目GDP約3,309億米ドル
経済成長率約6.2%
一人当たりGDP約3,103米ドル
平均月収303.46米ドル
ビッグマック指数(経済力)2.81米ドル

(参照)THE WORLD BANK Population, total、United Nations National Accounts - Analysis of Main Aggregates (AMA)、外務省 国・地域基礎データ、Numbeo Rankings by Country of Average Monthly Net Salary(After Tax)(Salaries And Financing)、The Economist The Big Mac index

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フィリピン市場の訪日旅行(インバウンド)データ

訪日外客数推移(2014年~2022年):訪日フィリピン人は何人来ているのか

コロナ前の2019年までは、訪日フィリピン人客数は増加傾向にあり、ピークとなった2019年には61万3,114人を記録しました。コロナ後の2022年は12万6,842人と、東南アジアからの訪日客の中では標準的なペースで回復しています。

月別訪日外客数:訪日フィリピン人に人気なのは何月?

コロナ前の2019年までの傾向では、訪日フィリピン人が最も増加するのは4月でした。そして夏季に落ち込みをみせた後、9月から12月にかけては増加していました。一般に、東南アジアからの訪日外国人には冬季が一番人気である傾向がありますが、訪日フィリピン人の場合は4月が最多となっているのが特徴です。

インバウンド消費額推移(2014年~2022年):フィリピン市場全体の規模は?

コロナ前の2019年までの6年間、訪日フィリピン人のインバウンド消費額は伸び続けていました。ピークとなった2019年には662億円を記録しましたが、パンデミックの影響で直近3年間は大きな落ち込みをみせました。

一人当たりインバウンド消費額推移(2014年~2022年):訪日フィリピン人は1人いくら使う?

訪日フィリピン人の一人当たりインバウンド消費額は、コロナ前の2019年には10万円台にとどまる低水準を記録していました。しかしコロナ明けの2022年には、旅行者層の変化に伴い13万1,789円へと増加をみせました。

旅行支出内訳:訪日フィリピン人には何を買い、消費している?

訪日フィリピン人の支出において、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で、5万7,706円でした。2番目に大きな割合を占めたのは買物代で、4万6,170円でした。支出全体に占める娯楽等サービス費の割合が低いことも特徴的です。

人気のお土産ものランキング:訪日フィリピン人は何をお土産に買っていく?

費目購入率購入者単価
1位菓子類65.4%7,275円
2位衣類43.8%13,818円
3位その他食料品・飲料・たばこ39.8%8,420円
4位靴・かばん・革製品34.8%21,910円
5位化粧品・香水26.4%11,056円
6位酒類9%5,971円
7位時計・フィルムカメラ7.7%26,112円
8位その他買物代7.1%16,470円

(参照)観光庁 訪日外国人消費動向調査 2019年より

訪日フィリピン人に最も人気のある品目は「菓子類」で、一人あたり平均7,275円分購入されています。購入率順に並べると、「菓子類」を筆頭に、「衣類」「その他食料品・飲料・たばこ」「靴・かばん・革製品」「化粧品・香水」の順で続いています。

買い物場所ランキング:訪日フィリピン人はどこで買い物をしている?

買い物場所購入率
1位コンビニエンスストア72.2%
2位百貨店・デパート53.9%
3位スーパーマーケット50.1%

(参照)観光庁 訪日外国人消費動向調査 2019年より

訪日フィリピン人に最も人気の買い物場所は「コンビニエンスストア」で、72.2%が買い物をしました。続けて「百貨店・デパート(53.9%)」と「スーパーマーケット(50.1%)」がランキング上位に入っています。

年齢・性別構成比:訪日フィリピン人で最も多い属性は?

訪日フィリピン人の58.4%が男性、41.6%が女性です。また、男性で最も多い年齢層は30〜39歳で全体の19.6%を占め、女性で最も多い年齢層は30〜39歳で全体の15.4%を占めます。

滞在日数:訪日フィリピン人は何日間訪日旅行する?

訪日フィリピン人の滞在日数は、全体の場合と観光・レジャー目的の場合、どちらも7~13日間が最多です。それに次ぐ4~6日間の滞在も全体の3割程度を占めています。

訪日経験:訪日フィリピン人は初訪日・リピーターどちらが多い?

2023年第1四半期の訪日フィリピン人は、初来日が35.2%、リピーターが64.8%でした。

旅行形態:訪日フィリピン人は団体旅行と個別旅行どちらが多い?

訪日フィリピン人の旅行形態は、全目的の場合と観光・レジャー目的の場合、どちらも個別手配が最多です。全目的で88.4%、観光・レジャー目的で86.2%と、9割近くの訪日フィリピン人が個別手配を利用していることがわかります。

日本の観光情報の収集:訪日フィリピン人の訪日旅行の情報手段は?

訪日フィリピン人が旅マエに情報収集をする際、最も役に立ったのは「日本政府観光局ホームページ(24.6%)」でした。あわせて「日本在住の親族・知人(21.6%)」「自国の親族・知人(20.6%)」と続いています。また、旅ナカで最も役に立った情報は「交通手段(61.6%)」でした。あわせて「飲食店(49.5%)」「観光施設(29.5%)」と続いています。

フィリピン市場のアウトバウンド(海外旅行)データ

フィリピン人の海外旅行者数の推移(2012年~2020年):フィリピン人の海外旅行需要は?

フィリピン人の海外旅行者数は公表されていません。

フィリピンで人気の海外観光地ランキング:訪日旅行の競合となる国は?

国名過去五年間で最多の外客数
1位中国1,202,966人(2018年)
2位シンガポール829,325人(2019年)
3位香港764,536人(2018年)
4位日本613,114人(2019年)
5位台湾509,519人(2019年)

(参照)日本政府観光局(JNTO) 訪日旅行データハンドブック 2022年より

フィリピン人に人気の海外旅行先は、中国、シンガポール、香港、日本、タイと、全てアジア諸国となっています。トップの中国には、ビジネスで訪れるフィリピン人も多くなっています。東南アジア諸国の傾向として、陸路で行き来できる隣国が旅行先として人気になる傾向があります。しかし島国フィリピンにはその傾向が当てはまらず、東南アジアよりも東アジアに人気が集まっているようです。

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