これだけは知っておくべき訪日フィリピン人 3つのポイント

    • 訪日フィリピン人の約58%が20代と30代
    • ハイシーズンは4月と12月、春と冬が人気
    • 一般庶民にも手が届くようになった訪日旅行

フィリピンに関連するインバウンド年表

1956年日本とフィリピン共和国の国交が樹立
2017年JNTOマニラ事務所が開設
2019年訪日フィリピン人数が史上最多となる61万人を達成

フィリピン基本データ

人口約1億665万人
面積約299万平方キロメートル
首都マニラ
宗教キリスト教、イスラム教など
公用語タガログ語、英語
時差UTC+8(-1時間)
通貨フィリピン・ペソ
名目GDP約3,309億米ドル
経済成長率約6.2%
一人当たりGDP約3,103米ドル
平均月収303.46米ドル
物価2.81米ドル

フィリピン市場の訪日旅行(インバウンド)データ

訪日外客数推移(2014年~2019年):訪日フィリピン人は何人来ているのか

ここ6年間、訪日フィリピン人観光客数は伸び続けており、2014年においては184,204人だった訪日フィリピン人観光客数は、2019年には約3.3倍となる613,114人を記録しています。

月別訪日外客数:訪日フィリピン人に人気なのは何月?

ここ6年間、平均的に訪日フィリピン人が最も増加するのは4月です。最も減少するのは8月で、その後9月から12月にかけて緩やかな上昇が見られるため、春季と冬季が人気であると分かります。東南アジア系訪日外国人では珍しく、4月に最も訪日客が多いため、東南アジア=冬季が人気、という法則に陥らないようにすることが重要です。

インバウンド消費額推移(2014年~2019年):フィリピン市場全体の規模は?

ここ6年間、訪日フィリピン人のインバウンド消費額は伸び続けており、2014年においては194億円だった訪日フィリピン人のインバウンド消費額は、2018年には約3.4倍となる662億円を記録しています。

一人当たりインバウンド消費額推移(2014年~2019年):訪日フィリピン人は1人いくら使う?

訪日フィリピン人の一人当たりインバウンド消費額は2015年の126,567円をピークに落ち込みを見せており、2018年に121,921円まで回復した後、2019年には再び107,915円まで減少しています。

旅行支出内訳:訪日フィリピン人には何を買い、消費している?

訪日フィリピン人の支出において、最も大きな割合を占めたのは買物代で、33,070円でした。2番目に大きな割合を占めたのは宿泊費で、30,622円でした。買物、宿泊、飲食と、概ね均等に支出していることが分かります。

人気のお土産ものランキング:訪日フィリピン人は何をお土産に買っていく?

費目購入率購入者単価
1位化粧品・香水81.9%52,142円
2位菓子類76.6%9,639円
3位医薬品50.8%21,760円
4位衣類38.5%28,512円
5位その他食料品・飲料・たばこ37.1%10,440円
6位靴・かばん・革製品25%49,810円
7位健康グッズ・トイレタリー22.2%20,203円
8位電気製品(デジタルカメラ/PC/家電等)14.7%33,110円

(参照)観光庁 訪日外国人消費動向調査 2019年より

訪日フィリピン人に最も人気のある品目は「菓子類」で、一人あたり平均7,275円分購入されています。購入率順に並べると、「菓子類」を筆頭に、「衣類」「その他食料品・飲料・たばこ」「靴・かばん・革製品」「化粧品・香水」の順で続いています。

買い物場所ランキング:訪日フィリピン人はどこで買い物をしている?

買い物場所購入率
1位コンビニエンスストア72.2%
2位百貨店・デパート53.9%
3位スーパーマーケット50.1%

訪日フィリピン人に最も人気の買い物場所は「コンビニエンスストア」で、72.2%が買い物をしました。続けて「百貨店・デパート(53.9%)」と「スーパーマーケット(50.1%)」がランキング上位に入っています。

年齢・性別構成比:訪日フィリピン人で最も多い属性は?

訪日フィリピン人の42.4%が男性、57.6%が女性です。また、男性で最も多い年齢層は30〜39歳で全体の13.73を占め、女性で最も多い年齢層は20〜29歳で全体の18.0%を占めます。

滞在日数:訪日フィリピン人は何日間訪日旅行する?

訪日フィリピン人の滞在日数は、観光・レジャー目的の場合と業務目的の場合、どちらも4~6日間が最多です。業務目的では3日間以内の滞在も多く見受けられます。

訪日経験:訪日フィリピン人は初訪日・リピーターどちらが多い?

2019年の訪日フィリピン人は、初来日が37.98%、リピーターが62.02%でした。

旅行形態:訪日フィリピン人は団体旅行と個別旅行どちらが多い?

訪日フィリピン人の旅行形態は、観光・レジャー目的の場合と業務目的の場合、どちらも個別手配が最多です。観光・レジャー目的では団体ツアーも7.4%を占めており、観光・レジャー目的で訪日するフィリピン人の一部には団体ツアーを使う人も見られます。しかし、全体的に個別手配が多く団体ツアーはあまり使われていないようです。

日本の観光情報の収集:訪日フィリピン人の訪日旅行の情報手段は?

訪日フィリピン人が旅マエに情報収集をする際、最も役に立ったのは「SNS(33.0%)」でした。合わせて「日本在住の親族・知人(32.4%)」「自国の親族・知人(30.0%)」と続いています。また、旅ナカで最も役に立った情報は「交通手段(62.7%)」でした。合わせて「無料Wi-Fi(54.1%)」「飲食店(42.6%)」と続いています。

フィリピン市場のアウトバウンド(海外旅行)データ

フィリピン人の海外旅行者数の推移(2012年〜2018年):フィリピン人の海外旅行需要は?

フィリピン人の海外旅行者数は公表されていません。

フィリピンで人気の海外観光地ランキング:訪日旅行の競合となる国は?

国名過去五年間で最多の外客数
1位中国1,160,875人(2017年)
2位香港759,852人(2017年)
3位シンガポール736,500人(2017年)
4位韓国556,745人(2016年)
5位日本424,121人(2017年)

フィリピン人に人気の海外旅行先は、中国、香港、シンガポール、韓国、日本と、全てアジア諸国となっています。中国にはビジネスで訪れるフィリピン人も多く、2017年には約116万人のフィリピン人が中国を訪れています。日本には2017年時点で約42万人のフィリピン人が訪れています。