一時は経営難に陥るも、中国の大手家電量販チェーン「蘇寧電器」の傘下となった2009年以降、インバウンド市場に注目した経営方針へと転換することによって急成長を遂げました。
主な経営の柱は、総合免税店を展開するインバウンド向け事業、越境ECを展開するグローバル向け事業、生活・ファッションに関する販売事業、飲食・エンターテインメントなどのコト消費に関する事業の4つです。
ラオックスは、訪日客向けのアプリリリース、店内での多言語対応などのインバウンド対策にいちはやく取り組んだことにより、インバウンドに関連するさまざまな事業を成功へと導きました。今ではインバウンド事業が家電量販事業と並ぶ経営の柱となっています。
多角的な事業経営と時流のニーズを見極めた対策が、ラオックスを支えていると言えます。