百貨店とは、一つの企業が複数の専門店を経営し、多種類の商品を販売する小売店です。
代表的なブランドとしては、阪急阪神百貨店、高島屋、三越伊勢丹、大丸松坂屋百貨店などが挙げられます。

日本百貨店協会が発表した全国百貨店売上高状況によると、2024年5月の売上高は総額4,692億円余りで、前年同月比の増減率は全体で27か月連続プラス、インバウンドも26か月連続プラスとなりました。その要因は、最近の円安傾向と中国の労働節休暇(5/1〜5/5)における購買客数と売上の大幅な伸長が挙げられます。

一方で、都市部と地方部の差は広がっており、都市圏では9地区で前年実績をクリアしていますが、地方では6地区で前年実績をクリアできていません。

※なお都市圏と地方部の定義について、10都市を札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・福岡、それ以外を地方と定義しています。

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