銀閣寺とは、慈照寺(じしょうじ)の通称で京都府京都市左京区に位置する寺院を指します。
相国寺の塔頭寺院の一つである慈照寺は足利幕府第8代将軍である足利義政によって1482年に創建が開始され、1490年に造営が完了しています。
足利義政の没後は、臨済宗の寺院となったのち義政の法号慈照院にちなんで慈照寺と名付けられました。
また銀閣寺は江戸時代に、金閣寺に対して「銀閣寺」と称されたことが名前の由来とされており、金閣寺と飛雲閣に並び「京の三閣」とよばれています。
1951年に国宝に指定され、1994年には清水寺や平等院、金閣寺などと並び、世界遺産である「古都京都の文化財」の構成資産の一つに登録されました。