旅館、民宿のるるぶに関するインバウンド事例集

旅館、民宿はどうやってるるぶをインバウンドに活用すべきなのか？

るるぶは、大手旅行会社であるJTBによる旅行ガイドブックとしてよく知られています。その事業の開始は1984年と古く、その歴史は古く、日本でもっとも早くから旅行ガイドを提供するサービスのひとつです。

Web上でも「るるぶ＆more」や「たびのび」などさまざまなメディアを展開しており、積極的に旅行に関する情報を発信しています。

そのような旅行地の情報メディアのひとつに、るるぶのインバウンド向けサイトとも言える「JAPANiCAN」があります。JAPANiCANは英語や中国語など多言語に対応しており、ホテルやツアーなどの情報検索や各種の予約などが可能になっています。

宿泊場所の予約は訪日外国人観光客にとって高いハードルの一つとなっており、民宿やホテルなどの情報がこのJAPANiCANに掲載されていることは、訪日観光客の獲得に関して大きな強みの一つになります。

この記事では旅館や民宿などの宿泊施設がJAPANiCANに掲載されている例を紹介します。JAPANiCANを利用した訪日観光客獲得のための取り組みへの参考にしてください。

Googleマップによる集客、うまく活用できていますか？

1日最大5組限定「guest Villa 逢桜」のるるぶ活用事例

奈良県吉野郡にあるゲストハウス「GUEST VILLA逢桜（ほうおう）」は、林業家の大邸宅を利用した1日最大5組限定の高級ゲストハウスです。

異なる４つの日本庭園や茶室、暖炉のある洋館や地下蔵などの施設を多数構えており、日本の歴史と大自然をを感じる空間を体験できます。さらには槙風呂による温泉や地元の素材を使った田舎料理など、日本らしいコンテンツも楽しめます。大阪や京都など大都市圏からのアクセスもよく、訪日外国人から人気の高い宿の一つです。

このGUEST VILLA逢桜は前述のるるぶによって運営されているJAPANiCANに情報が掲載されており、そこから情報の検索や予約が簡単にできるようになっています。JAPANiCANのページにはには設備にや送迎、駐車場の有無など施設に関する基本情報や館内の写真、付近の観光スポットの紹介などがあります。

これらは宿泊場所の予約にハードルを感じる外国人観光客からは利便性の高いものであり、訪日客の課題を解決するサービスと言えます。

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