2分でわかる訪日中国人観光客の特徴、特性、性格

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日本にお金を落としてくれる、インバウンド消費。日本の消費が伸びないなか、海外から訪れる観光客は貴重な財源となりつつあり、2015年ではインバウンド消費は3兆円規模となる大きな市場です。とりわけその中でも大きな消費をしてくれているのが、訪日中国人です。


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訪日中国人観光客の行動パターンは、団体で動く。

これは、ツアーの特性上致し方ないのかもしれませんが、中国でも日本向けのツアーを比較的安価に設定し、その代り個別にカスタマイズされたプランではなく、団体で移動するツアーにならざるを得ません。したがって、周りに仲間がいるという集団心理が働き自国の融通を通そうとしてしまいます。

訪日中国人観光客の性格とは?

彼らは、広い国土に多民族で生活しています。なので、自国の領土をはっきりと主張しないと、敵に奪われてしまう可能性があり、その為、主義主張を非常に強くアピールします。領土が広く、人口密度も都市部を除いては低いので、1人1人のパーソナルスペースが確保されており、比較的大きな声で話す人が多いと言われています。

 

訪日中国人観光客の行動の特徴とは?

これは日本人でもそうかもしれませんが、旅の恥はかき捨てという異国で気が大きくなっている事に加え、集団で行動しているという心理から、強気で価格の交渉などをしてきます。携帯電話ショップで、当時の携帯電話を中国に持って帰りたい、なぜ契約できないのか?と英語でまくしたてるという光景が見えることも。店員さんも「日本でしか使えない」と説明していたのですが、全く取り合わない感じで、最後は怒って帰ってしまいました。

訪日中国人観光客の特性

行動パターンは観光地へバスで乗り付け、徒党を組んで観光、大声で話す、自撮り棒を使って辺り構わず、写真を撮り、どこでも入っていってしまいます。また日本の家電に対して、憧れがあるのか、ご存じのようにポット、シャワー付きトイレ便座、炊飯器を大量に買い込みます。

 

訪日中国人観光客を理解するには

基本的に全く異文化で育った人達なので、数日でその人達の文化を理解するのは無理です。しかし、せっかく日本に来てくれているのだから、その間は嫌な思いをしないで帰ってもらいたいと思えば、多少のことは目をつぶれると思います。

言葉の壁も大きいです。

中国は、基本の言語だけでも4種あります。同じ中国人同士でも会話が成立しないことも多々あります。それが異国に来て、英語でもなく中国語で話されても我々は全く分かりません。しかし、彼らは中国語がどこでも通じると思っているところがあります。日本人がハワイなどで日本語で通そうとしているのとどこか通じるものがあるのではないでしょうか。

 

訪日中国人観光客の評判は確かにあまりよくないものの…

彼らは、まだ海外旅行し始めたばかりの経験の浅い人達で、自分たちの文化がどこでも通ずると思っているのです。円高バブルなどで海外に繰り出していた日本人と大差ないのではないでしょうか。この先10数年経ったころ、異国の文化などに尊敬を持ち出すのでしょう。

 

訪日中国人観光客インバウンドデータ集

データでわかる訪日中国人観光客

爆買いという流行も後押しし、2015年の中国人訪日外客数は前年の約2倍となる499万人となりました。また、2015年の訪日中国人によるインバウンド消費額は約23万円で前年比10%増程度ですが、訪日外客数増加の後押しをうけ、訪日中国人全体のインバウンド消費額はなんと5,583億円。

訪日中国人観光客の特徴

'爆買い'という流行語が現れるほどに存在感を放っている訪日中国人観光客。日本国内でも大きな注目が集まっており、彼らに関するニュースやコラムを目にする機会は少なくありません。

訪日中国人観光客が中国国内でよく見る人気のWEBサイト一覧・解説

中国はご存じのとおり、facebookやtwitterが閲覧できないほど非常に厳しいネット規制があります。中国国外のWEBサイトの検閲規制がかかっていたり、サーバードメインも現地法人がないと取得できなかったりと、様々な壁が存在します。

訪日中国人観光客が愛用するスマホSNSアプリ事情(1):WeChat(微信)

訪日中国人観光客の増加に伴い、インターネットを活用したインバウンドマーケティングへの関心が高まっています。しかし、中国のネット事情は日本とは大きく異なります。

訪日中国人観光客が愛用するスマホSNSアプリ事情(2):テンセントQQ

訪日中国人観光客が必携としているコミュニケーションツールをWeChat(微信)のほかにひとつだけ挙げるとしたら、それはテンセントQQ( 騰訊QQ、Tencent QQ; 以下、QQと略)だといえるでしょう。

訪日中国人観光客が愛用するスマホSNSアプリ事情(3):Weibo(微博)

訪日中国人観光客が常用するアプリとしてWeChat(微信)とQQを取り上げましたが、Weibo(微博)も忘れてはなりません。「微博」は中国語で“ウェイボー"と読み、ミニブログ、マイクロブログという意味です。

訪中国人観光客が愛用するスマホSNSアプリ事情(4):人人網(レンレンワン)

訪日中国人観光客が常用するサービスとして、WeChat(微信)、QQ、Weibo(微博)をご紹介してきました。いずれもTwitter(ツイッター)、Facebook(フェイスブック)の良い所どりをしながら機能の充実を図ってきており、若干の不確定要素をはらみながらも、中国の3大SNSとして大きな存在感を誇示しています

訪日中国人観光客が愛用するスマホSNSアプリ事情(番外編1):ネット規制のアプリへの影響&ニュースアプリ篇

昨年(2015年)以来、中国経済を語るうえで重要なキーワードとなっているものに「互聯網(フーリエンワン)+」(インターネットプラス)があります。これは中国国務院(日本の内閣に相当)総理の李克強氏が唱えたコンセプトです。

訪日中国人観光客が愛用するスマホSNSアプリ事情(番外編2):ネットラジオ篇

「読みたい記事」が自在にカスタマイズできる「今日頭条(ジンジートウティアオ)」がニュースアプリの定番となる一方、「聞きたい番組」を自由自在に取捨選択できるネットラジオアプリも人気を集めています。

【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。

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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

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  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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