訪日カナダ人観光客が情報収集に使うWebサイト:検索エンジンはGoogle、Bingの2強

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誰でもできるだけコストを下げて旅行ができれば嬉しいはずです。自分でネット検索し、一番お得なプランでチケットの購入やホテルの予約ができたら満足のいく旅行計画となります。個人旅行の多い訪日カナダ人観光客は、ネットサーフィンにも慣れています。どのようなサイトを使って検索しているのでしょうか。

 

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カナダで最も使われている検索エンジンは?

以下が2016年3月の時点で、カナダでよく使われている検索エンジンの上位4位をご紹介します。

  • 1位:google.ca(34.79%)
  • 2位:Bing(32.72%)
  • 3位:Ask(18.2%)
  • 4位:YahooCanada(4.38%)

日本の場合は、Yahoo!JAPANがダントツ1位であり、大きく遅れてGoogleが2位です。Bingは日本の中で上位10位にも入っていません。

日本の観光に関する検索をすると?

検索エンジンで1番にでてくるgoogle.caで「JAPAN TRAVEL」と検索すると、トップにLonely Planetのウェブサイトがでてきます。次にjapan-guide.com、続いて日本政府観光局、トップ4にフォーブスがどうやって日本旅行を安く済ませるかという20の提案をしており、5番目にCNNが日本の旅行で役立つ11の情報を発信しています。

「japan-guide.com」の資料をDLして詳しく見てみる

旅行総合検索で人気の検索サイト

訪日カナダ人観光客が航空券からホテルレンタカーや携帯電話まで総合的な予約をするときに使うと、一括で予定が立てられるので便利な旅行検索サイトです。人気でメジャーなサイトは以下のようになっています。

  • Travelocity.ca
  • KAYAK
  • Travel Last Minute Inc.
  • www.skyscanner.ca

中でもエクスペディアに買収されたトラベルシティはエクスペディア・ファミリーとして大きな検索サイトとなっています。

フライト予約で人気検索サイト

個人旅行の多い訪日カナダ人観光客は、自分でフライトを検索し、予約する人が多くを占めていますが、フライト予約にどの検索サイトを使っているのでしょうか。

Orbitz、Expedia、CheapOair、Pricelineが主で、格安でチケットを探せるサイトとして有名です。最低価格保証があったり、ラストミニッツ・ディールといって出発日ぎりぎりになって大幅な値引きしたりすることもあります。それを狙って間際でチケットを購入する人もたくさんいます。

 

訪日カナダ人観光客がコストを抑えるための情報収集

2010年の統計では58%の訪日カナダ人観光客が個人的にチケットをネットで手配しています。カナダから日本へ行くのに一番安く行ける曜日は木曜日発、という情報など、少しでも安く旅行をしようと様々なウェブサイトで情報を収集することができる今、観光客の情報収集力も向上しています。

訪日カナダ人観光客に一番人気のSNS

カナダで一番人気のSNSではFacebookが1位です。Facebookのメッセンジャーは3位に入っており、海外旅行中でもリアルタイムにメッセージのやりとりができる点で便利です。日本の観光に関する情報をFacebookで検索することもでき、分からないことを質問すれば、自分の知りたい情報が手に入るというメリットもあります。

 

まとめ:訪日カナダ人観光客に検索されやすくする

カナダの検索エンジンでは日本の旅行に関する情報を集めようとしても、日本発信のサイトが日本政府観光局のみのサイトしか上位にでてきません。

そこから訪日カナダ人観光客がどのように日本各地域のホテルや観光地、レストランにアプローチできるのかを考えていく必要があります。訪日カナダ人観光客側からみた目線で検索されやすい情報発信をしていくことを模索していくことが大切です。

 

訪日カナダ人観光客インバウンドデータ集

データでわかる訪日カナダ人観光客

訪日カナダ人観光客は、2015年で231,390人の外客数、312億円(2014年)のインバウンド消費で、インバウンド市場の中ではそこまで大きい存在ではありません。しかしながら、2011年の東日本大震災以降、毎年10〜30%の伸び率で着実に拡大しつつある市場でもあります。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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