滋賀県と言えば何を思い浮かべるでしょう?日本人にとっては琵琶湖、ゆるキャラのひこにゃんなどのイメージが強いですが、訪日外国人観光客にとっては琵琶湖付近の雄大な自然、棚田、古民家、鮒ずしなどの日本の田舎の暮らしを体験出来る場所として人気が高まっています。
こうした流れを作り出しているのが、株式会社ビーエスシー・インターナショナル Tour du lac(ツールドラック ビワ)事業部が行っている農村体験ツアー Tour du Lac Biwa (ツールドラック ビワ)です。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
外国人特化農村体験ツアー Tour du Lac Biwa(ツールドラック ビワ)とは?
Tour du Lac Biwa(ツールドラック ビワ)は、国内外からの観光で滋賀県の農山漁村地域を活性化したい。滋賀に住んでみたいと思う人に来てもらいたい。農業や起業に関心を持ってもらいたいという思いから始まったものです。そしてその手段として自然豊かな琵琶湖の景観を楽しみつつ、日本の田舎の暮らしを体験する外国人向けツアーとしてのTour du Lac Biwa(ツールドラック ビワ)が生まれました。
ツアーの添乗員は琵琶湖の湖西地域在住のバイリンガル主婦3名で、地域の農家等の協力を得て、その普段生活を見てもらい、棚田、古民家、餅つきなどの文化、びわ湖、鮒ずし、地酒、匠の工房、様々なアート、朝宮茶の茶摘み、茶もみなどをの田舎体験ツアーとなっています。
ホームページは英語で作られており、コースチェックなども含めて、添乗員達の配偶者であるネイティブスピーカーが英語をチェックしています。パンフレットも英語で製作されており、旅行会社や京都のホテル、旅館やゲストハウスに情報を提供しています。
どのような田舎体験ツアーがあるのか?
ツアーは大きく分けて「田舎の農園生活と料理の体験ツアー」「琵琶湖周辺でのアクティビティツアー」「芸術、文化に触れるツアー」の3種類が存在します。さらにその3種類のテーマが3種類のツアーに別れており、湖畔を自転車で巡り料理を一緒に作るもの、餅つきの体験が出来るもの、日の出をカヤックで湖上で楽しむもの、着物の着付けと写真撮影、鬼瓦の職人の作業を間近で見ることが出来るものなど、多彩な日本文化に触れる事が出来る充実のツアーが合計で9種類存在します。ハイエンドクラスの少人数制ツアーとして対応するため、ツアー参加者には好評のツアーです。
Tour du Lac Biwa(ツールドラック ビワ)運営の思い
日本には素晴らしい文化が沢山ありますが、産業構造の変化、少子高齢化などにより廃れてゆく文化もあります。築100年を超える古民家、先祖代々受け継がれてきた田畑など、そのままでは廃れていってしまう文化に着目し、その素晴らしさを世界に発信し、地域の自信に繋げていくたいという思いから、Tour du Lac Biwa(ツールドラック ビワ)は2014年7月に生まれました。今後は「短期~長期滞在したいお客さんの誘致」「多言語対応、フランス人などにターゲットを広げる」「ツアー受け入れ農家とその後継者と増やす」などをあげており、更なる地域活性への取り組みが期待されます。
まとめ
日本は他の先進国とくらべても、伝統産業、伝統食、古くからの風習などが根強く残っている国です。訪日外国人からすると、田舎のそうした伝統的な生活様式そのものが非常に興味深く、是非体験してみたいという思わせるものです。そうした外国人目線でのニーズと、地域を盛り上げるという地元のニーズの両方を満たす農村体験ツアーは、非常に素晴らしい企画だと言えるでしょう。
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
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→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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