滋賀県と言えば何を思い浮かべるでしょう?日本人にとっては琵琶湖、ゆるキャラのひこにゃんなどのイメージが強いですが、訪日外国人観光客にとっては琵琶湖付近の雄大な自然、棚田、古民家、鮒ずしなどの日本の田舎の暮らしを体験出来る場所として人気が高まっています。
こうした流れを作り出しているのが、株式会社ビーエスシー・インターナショナル Tour du lac(ツールドラック ビワ)事業部が行っている農村体験ツアー Tour du Lac Biwa (ツールドラック ビワ)です。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)外国人特化農村体験ツアー Tour du Lac Biwa(ツールドラック ビワ)とは?

Tour du Lac Biwa(ツールドラック ビワ)は、国内外からの観光で滋賀県の農山漁村地域を活性化したい。滋賀に住んでみたいと思う人に来てもらいたい。農業や起業に関心を持ってもらいたいという思いから始まったものです。そしてその手段として自然豊かな琵琶湖の景観を楽しみつつ、日本の田舎の暮らしを体験する外国人向けツアーとしてのTour du Lac Biwa(ツールドラック ビワ)が生まれました。
ツアーの添乗員は琵琶湖の湖西地域在住のバイリンガル主婦3名で、地域の農家等の協力を得て、その普段生活を見てもらい、棚田、古民家、餅つきなどの文化、びわ湖、鮒ずし、地酒、匠の工房、様々なアート、朝宮茶の茶摘み、茶もみなどをの田舎体験ツアーとなっています。
ホームページは英語で作られており、コースチェックなども含めて、添乗員達の配偶者であるネイティブスピーカーが英語をチェックしています。パンフレットも英語で製作されており、旅行会社や京都のホテル、旅館やゲストハウスに情報を提供しています。
どのような田舎体験ツアーがあるのか?
ツアーは大きく分けて「田舎の農園生活と料理の体験ツアー」「琵琶湖周辺でのアクティビティツアー」「芸術、文化に触れるツアー」の3種類が存在します。さらにその3種類のテーマが3種類のツアーに別れており、湖畔を自転車で巡り料理を一緒に作るもの、餅つきの体験が出来るもの、日の出をカヤックで湖上で楽しむもの、着物の着付けと写真撮影、鬼瓦の職人の作業を間近で見ることが出来るものなど、多彩な日本文化に触れる事が出来る充実のツアーが合計で9種類存在します。ハイエンドクラスの少人数制ツアーとして対応するため、ツアー参加者には好評のツアーです。
Tour du Lac Biwa(ツールドラック ビワ)運営の思い
日本には素晴らしい文化が沢山ありますが、産業構造の変化、少子高齢化などにより廃れてゆく文化もあります。築100年を超える古民家、先祖代々受け継がれてきた田畑など、そのままでは廃れていってしまう文化に着目し、その素晴らしさを世界に発信し、地域の自信に繋げていくたいという思いから、Tour du Lac Biwa(ツールドラック ビワ)は2014年7月に生まれました。今後は「短期~長期滞在したいお客さんの誘致」「多言語対応、フランス人などにターゲットを広げる」「ツアー受け入れ農家とその後継者と増やす」などをあげており、更なる地域活性への取り組みが期待されます。
まとめ
日本は他の先進国とくらべても、伝統産業、伝統食、古くからの風習などが根強く残っている国です。訪日外国人からすると、田舎のそうした伝統的な生活様式そのものが非常に興味深く、是非体験してみたいという思わせるものです。そうした外国人目線でのニーズと、地域を盛り上げるという地元のニーズの両方を満たす農村体験ツアーは、非常に素晴らしい企画だと言えるでしょう。
【12/16開催】ホテルの売上・利益最大化に必須の「3つのポイント」を解説

2025年、ホテル業界はインバウンド回復、需要の激しい変動、OTA経由の予約集中、そして深刻な人手不足といった、かつてない環境変化に直面しています。
このような状況下で、今後も安定的に売上を伸ばし続けるためには、「集客」「予約数の向上」「レベニューマネジメント」の3領域で、確実に成果を出すことが不可欠です。
本セミナーでは、ホテルの売上最大化を支援する3社が、宿泊施設が今すぐ押さえておくべき実践的なポイントをわかりやすく解説。また、自社公式サイトの予約率を向上させた取組事例も併せて紹介します。
<セミナーのポイント>
- ホテルが“選ばれる状態”をつくるためのMEO・口コミ対策の要点が学べる!
- 公式サイトでの自社予約率を高めるための改善ポイントがわかる!
-
テクノロジーを活用してレベニューマネジメントと販売活動をアップデートする考え方が理解できる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→ホテルの売上・利益最大化に必須の「3つのポイント」を解説【12/16無料セミナー】
【インバウンド情報まとめ 2025年11月後編】中国の訪日自粛要請、観光庁長官の受け止めは? ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に11月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→中国の訪日自粛要請、観光庁長官の受け止めは?/ 10月の訪日外客数389.6万人、国別1位は韓国 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年11月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










