飲食店のための国籍別インバウンド対策・おもてなしポイント:訪日イタリア人観光客編

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ヨーロッパでも人気の観光地であるイタリア。日本政府観光局JNTO)の発表によると2016年に日本を訪れたイタリア人は119,300人で、2015年比15.6%増のペースで成長している市場です。

民族構成としてはイタリア人がほとんどを占め、宗教別ではカトリック系(約 97%)、その他(プロテスタント系、ユダヤ教、イスラム教、仏教など)にて構成されます。日本については東京、京都、大阪に強い関心を持っており、日本に対しては歴史や伝統が長いが清潔でハイテクな国という印象を持っています。それではイタリア人をおもてなしする上でのポイントを見ていきましょう。

 


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イタリア人の食事に対する考え方

  • 家族や友人と共に食事を楽しむという事が非常に重要視される。
  • 家庭料理、母親の手料理に対する愛着、憧れが強い。
  • 食事は必ずコーヒー、果物と一緒に取りたいという気持ちが強い。

イタリア人の食事の際のマナー

  • ナイフとフォークを使う。
  • 食事は楽しむものという意識が強く、楽しい会話が欠かせない。
  • お皿は持ち上げない。
  • 食事中に席を立つ場合には、同席者に断る。
  • チップの習慣がある。
  • 女性と同席する場合、敬いながら食事を取る(レディーファーストなど)。

イタリア人に好まれる日本食

  • 健康的な食事として寿司が非常に好まれる
  • 洗練された日本料理を好む。

イタリア人に嫌われる食事内容

  • イタリア人の朝食は非常に軽いものであることが多い。日本の旅館スタイルのような朝食は朝から重いと感じられる。
  • 肉、魚の火の通し加減には注意したほうがよい。
  • パスタを提供する場合は茹で加減には注意する。

訪日イタリア人観光客に喜んでもらうには?

  • 和食、洋食、コンチネンタルなど、様々な形式が選べるタイプの朝食であると喜ばれる。
  • 魚介類はイタリアでもメインの食事であることが多いので、好まれる。
  • スタッフの愛想が悪い事は好まれないので、料理の内容や調理方法などの説明をするなど、積極的にコミュニケーションを取る。
  • イタリアでは屋内、公共の場での喫煙が禁止されているので、分煙を徹底したほうが良い。

訪日イタリア人観光客への情報提供の仕方

  • 日本料理については食べ方、どういった料理であるのかを説明してあげるとよい。
  • メニューについては英語表記のものがあったほうが良い。

<参考>

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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