【無料】WEB上で誰でも利用出来るデータ!日本政府観光局(JNTO)の「日本の観光統計データ」がすごい

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インバウンド業界において次々に発表される統計情報や、各国や地域の個別データについて、最新情報を常に追っていくのは容易ではありません。インバウンド担当者であれば、やはり最新の統計情報、政府の発表数値などは知っておきたいところです。

こうしたニーズを満たすために、日本政府観光局JNTO)が**「日本の観光統計データ」**をまとめたサイトを公開しています。日本のインバウンドの現状を改めて理解する上でも、何かしらの資料を作成する上でも役立つでしょう。

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「日本の観光統計データ」の機能について

日本政府観光局JNTO)が公開しているサイト「日本の観光統計データ」においては、訪日外客数や地域別内訳が確認出来る「サマリーを見る」、訪日旅行の実態などのデータを参照出来る「訪日旅行について調べる」、外国人訪問者数を確認出来る「世界における外国旅行を調べる」、出国日本人数などを確認出来る「日本における海外旅行を調べる」の4つの機能を使用することが出来ます。

「サマリーを見る」で確認出来る内容

この機能では、訪日外客数および出国日本人数」「2018年 月別訪日外客数および出国日本人数」「各国・地域別の内訳」「2018年6月 各国・地域別の内訳」をそれぞれ確認することが出来ます。また前年同月比も確認出来るほか、今年度の累計数値の確認、さらにそれぞれのデータをPDFでダウンロードすることが可能です。

特筆すべきは「各国・地域の基礎データ」機能ですが、これは中国台湾韓国、豪州、米国など20カ国について選択した国の人口、GDPなどの基礎データと、訪日旅行の実態に関するデータの概要がわかります。

これに関しては直近数年分のデータを参照出来ますので、どの国出身の訪日外国人がどのような伸び方をしているのか、全体平均と比較した場合に、その国出身の訪日外国人が訪日回数、滞在日数なども把握することが可能です。

「訪日旅行について調べる」で確認出来る内容

訪日外客数

訪日外客数の推移、各国・地域別の内訳」「訪日目的別の推移」などについて詳細に見ることが可能です。

「各国・地域別の内訳」に関しては1964年のデータから見ることが可能となっており、そのデータ内容を円グラフ、表の両形式で切り替えが可能なほか、表示しているデータをPDFでダウンロードしたり、そのまま何かしらのデータ作業も可能なようにCSVデータのでのダウンロードも可能です。

また、「年別 国・地域ごとの訪日外客数の推移」という機能では、訪日外国人の推移を、年、国や地域ごとに表示が可能で、表示させる国を指定して複数の国・地域で訪日外国人の推移を簡単に比較することが可能です。こちらもまた、こうして生成したデータをPDF、またはCSV形式でダウンロードすることが可能です。

訪日旅行の実態

「訪日回数別の内訳」「旅行形態別の内訳」「予約方法別の内訳」「滞在期間別の内訳」「平均滞在日数の推移」などについて見ることが可能です。

これらの内容に関しては年ごとに見ることも可能ですし、国ごとに見て比較することも可能です。訪日回数別の内訳などは各国ごとの個別データを参照することが可能で、平均滞在日数の推移については複数の国や地域の比較、複数の国や地域と総数との比較など、様々な形での比較データを参照することが出来るほか、こうして生成したデータをPDF、またはCSV形式でダウンロードすることが可能です。

日本各地への訪問の実態

国・地域ごとに訪問率の高い都道府県がわかる都道府県別訪問率ランキング、地方ブロックごとに宿泊者数の多い国・地域がわかる「地方ブロック別外国人延べ宿泊者数都道府県ごとに宿泊者数の多い国・地域がわかる都道府県別外国人延べ宿泊者数などの機能があります。

都道府県別訪問率ランキング「地方ブロック別外国人延べ宿泊者数に関しては国・地域を選ぶことで、選択した国・地域の該当データをさらに詳細に見ていくことが可能です。都道府県別外国人延べ宿泊者数では、選択した都道府県で、各国・地域から選択した都道府県を訪れている訪日外国人の数を把握することが出来ます。

旅行消費額

日本滞在中の旅行消費額の推移がわかる「1人あたりの旅行支出」、訪日旅行中、どのようなものにお金を使っているのかがわかる「費目別の内訳」、費目ごとに旅行消費額の推移がわかる「費目別の推移」などの機能があります。

特に「費目別の1人当たりの旅行消費額」機能では年ごと、国・地域ごとに、宿泊料金、飲食費、交通費、娯楽サービス費、買物代、その他などの費目にどのようにお金を使っているのかを詳細に把握することが出来ます。

「世界における外国旅行を調べる」で確認出来る内容

この機能では、外国人訪問者数が多い国・地域がわかります。特筆すべきはやはり観光大国であるフランスが2016年時点のデータで抜きん出ているということ、こちらのデータも今までご説明してきたデータ同様にPDFファイル、CSV形式でのダウンロードが可能となっています。

「日本における海外旅行を調べる」で確認出来る内容

この機能では、出国日本人数の推移がわかる「出国日本人数の推移」、日本人訪問者数の推移がわかる「日本人訪問者数の推移」がを利用出来ます。こちらでは、出国した日本人の数、前年からの増加具合などを把握することが出来るほか、今までご説明してきたデータ同様にPDFファイル、CSV形式でのダウンロードが可能となっています。

まとめ

日本政府観光局JNTO)の「日本の観光統計データ」について解説してきました。それぞれのデータを全体として捉えると膨大な内容になってしまいますが、どのようなデータが欲しいのか?が明確になっていれば、データの数字が少し古いとは言え、大いに役立つツールであると言えるでしょう。

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インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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