4月に訪日するインバウンドの国は?
アウンコンサルティング株式会社は、3月26日、各国の訪日数や検索数に基づいて、2018年4月の桜の季節における訪日トレンドについて調査した結果をまとめました。
インバウンドの関心事は「清水寺」
桜の季節(4月)に最もインバウンド数の多くなる国は「台湾」。次いで、「タイ」「フィリピン」「ベトナム」「フランス」「インド」という結果となりました。
「台湾」「フィリピン」「タイ」では、4月中に連休や学校休暇があります。また、東南アジア地域の人々は家族で海外旅行をすることが多いことも、この季節のインバウンド数を押し上げる要因になっているといえます。
一方、調査した中で比較的検索数データの多い「台湾」について、2月~3月の検索数からみた「さくら」の観光地を調べたところ、最も関心が高かったのが「清水寺」でした。次いで「姫路城」「大阪城」と続きました。
また、「フィリピン」「ベトナム」においても、「清水寺」が上位だったことが分かりました。
東南アジアでは、自国では味わえない「雪」「さくら」などの景色を楽しむために、海外旅行をする人も多いといわれています。
また、近年のSNSの普及によって、都心エリア、地方、様々な観光地についても、海外への情報発信をスムーズに行うことができるようになったことから、地方にインバウンドを誘致する際には、自然がもたらす観光資源を、有効的に活用することも大切であるといえます。
同社では、今後も、インバウンド領域における検索市場から、役に立つ情報を発信していく考えです。
(画像はプレスリリースより)
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▼外部リンク
アウンコンサルティング株式会社 プレスリリース
https://www.auncon.co.jp/corporate/2019/0326.html