※新型コロナウイルスのパンデミックを受け、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックは1年程度の延期が決定しました。詳細な日程、選考基準などは、公式情報が発表され次第、順次更新します。
2020年7月24日の東京オリンピック開会式まで残り420日ほどとなりました。東京2020大会オリンピック観戦チケットの購入にあたっては、まず抽選申込みをする必要があります。この申込み受付の締切は、5月28日(火)23:59です。残り約7時間ということになります。
申込最終日であるため、5月28日(火)は朝から公式チケット販売サイトへのアクセスが集中しており、購入に必要な電話番号認証もつながりにくくなっているようです。
またとない日本でのオリンピック開催に向けてチケットの購入を検討している方も多いのではないでしょうか。公式チケット販売サイトの利用方法や注意事項と、28日15時30分の状況について整理します。
※5/29 追記
今回の抽選について、土壇場の申し込みが殺到したことにより、締切が12時間延長となりました。そのため、5月29日(水)11:59が締め切りとなっています。しかし、5月29日(水)11時時点で1時間以上の待ちが発生していることから、まだまだ土壇場の争奪戦が続きそうです。
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東京オリンピック・パラリンピック公式チケット販売サイトでの抽選申込みの方法
東京オリンピック・パラリンピックの観戦チケットは、2019年5月9日(木)10:00から東京オリンピック・パラリンピック公式チケット販売サイトでの販売が開始されています。これは日本国内に居住する人を対象にした販売であり、2019年中は日本国内以外からの申し込み・購入・支払い手続きは不可となっています。
2020年の春以降は海外に居住している人も公式チケット販売サイトから購入できる予定です。また、海外に居住する人に向けて、公式チケット販売事業者による販売も予定しています。これは国や地域により販売時期が異なるため、海外に居住していて東京オリンピック・パラリンピックの観戦チケットを購入したい場合には最新情報に注意する必要があります。
まずは公式サイトから申込み
チケットの抽選に申し込むためには「TOKYO 2020」のID登録と電話番号の認証が必要となります。ID登録が完了していなくてもチケットの選択画面は表示されますが、申込みボタンが現れません。
締切当日ということで焦る気持ちを抱く方もいるかもしれませんが、落ち着いて登録を進めましょう。新規登録は「ログイン」の下の「TOKYO 2020 ID登録を作成」から登録を進めます。
またパスワードは9文字以上、英字の大文字と小文字と数字を入れる必要があります。記号の利用も可能です。
オリンピック種目、パラリンピック種目別に好きな競技まで回答すると仮登録が完了します。登録内容の入力は5~10分ほどで完了します。
登録したメールアドレスに数分後に届くメールから本登録を進めます。本日は申込み締切とあってか、メールが届くまでにかなりの時間を要するようになっているようです。
種目の選択
IDの登録と電話番号の認証が完了すると、申込みのステップに進めます。「競技セッション」「チケットの種類・座席・枚数」を選択します。
日程から絞りこんだり、複数のチケットをまとめて選択できます。
チケット購入は競技セッションという単位で行われ、セッションの時間や試合数などは各セッションによって異なります。選択時に確認が必要です。
注意するべきは、この時抽選に参加し、当選したチケットについては枚数変更やキャンセルは認められておらず、一括で購入しなければならないという点です。ただし大目に申込み、多く当選しすぎてしまった場合は、一度購入したあとに公式のリセールサービスで手放すことができます。
申込み内容の確認をし、手続きを完了させます。
抽選の結果発表は、6月20日(木)を予定しています。
東京オリンピック日程いつから?
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購入手続きとチケットの到着
抽選に当選した場合に限り、チケットの購入手続きに進むことができます。
来場者の登録と、受け取り方法、そして支払い方法を選択します。
購入手続きの期限は7月2日(火)となっています。
2019年秋~冬には先着順販売、2020年春以降も公式チケット販売
今回のチケット販売の抽選申込みに間に合わなかった、またはすべて落選してしまった場合でも、オリンピック競技を会場で見るチャンスがなくなったというわけではありません。
2019年の秋~冬には、完売していないチケットについて先着順の販売が予定されています。またさらに先の2020年春にも公式チケット販売サイト他の販売窓口から購入できることになっています。
抽選の申込み「案内開始」まで10分ほどの待ち時間、必須のID登録は完了まで1時間以上を見込んで
TOKYO 2020のIDの作成が完了すると、チケットの抽選申込みに進むことができます。こちらの登録後、東京オリンピック・パラリンピック公式チケット販売サイトにアクセスしましょう。
販売サイトでは、その時点でアクセスしている人数に応じて待ち時間が表示されますので、目安として待ちましょう。待機後、「案内開始」となります。案内開始から60分は待たずに抽選申込みが行えます。
注意するべきは、この東京オリンピック・パラリンピック公式チケット販売サイトには「TOKYO 2020」のIDがなくてもアクセスできてしまう点です。
案内が開始されてからIDの登録を行っていると、IDの本登録のためのメールの待機時間や手続きの時間で、この60分間のうち数十分を無駄に過ごすことになってしまいます。
筆者が本日15:30頃IDの登録を開始したところ、本登録に必要なメールは、登録内容を送信後45分を経過してもメールボックスに届きませんでした。先に「案内開始」となってしまうと、このIDの本登録のためのメールを待っている間に、案内開始の有効時間60分全てを費やすことになりかねません。
IDの登録がまだの場合は余裕をもって、なるべくなら夕方の退勤直後にでもにでも行うと良いでしょう。
また、東京オリンピック・パラリンピックの公式サイトの「チケット購入」メニューでは競技の選択はできますが、購入ボタンが存在しません。
サイト上の「チケット購入」隣の「マイチケット」のメニューを選択すると、「TOKYO 2020」のIDによるログイン画面が表示されます。
締切時刻の23:59に近づけば近づくほど、日中は仕事で公式サイトへアクセスする時間のなかった方も職場を離れますので、アクセスが集中し、サイトの動きも遅くなるといった恐れがあります。IDの登録が完了している場合も、なるべく早く購入ページにアクセスするべきでしょう。
土壇場の申し込み殺到で締め切り12時間延長へ
今回の抽選は冒頭でも触れたとおり、5月28日(火)23:59が締め切りでした。しかし、5月28日(火)は朝からアクセスが殺到しており、夜になると長時間の待ち(サイトで購入できるようになるまで”順番待ち”をする状態)が発生。やむなく締切が12時間延長されました。
延長後の最終締切は5月29日(水)11:59ですが、11時時点で1時間以上の待ちが発生しており、土壇場での申込みは難しそうです。しかし、今回の締切はあくまでも「抽選」の申し込みであるため、まだ購入チャンスはあります。
狙い目競技は?
日本のメダル獲得が期待される競泳や体操、柔道などの観戦チケットは、最も高いA席で5万~10万円程度ですが、人気競技とあってチケットの抽選申込みも殺到していることが考えられます。
また演出にも期待が高まる開閉会式(A席22万~30万円)や、大坂なおみ選手の活躍に注目が集まるテニスなども倍率が高そうです。
一方で、会場の規模が大きな競技はチケットの販売数も多くなるため、たとえば新国立競技場(収容6万8千人)で行われる陸上は当選する可能性は前述の競技と比べれば高いと言えるでしょう。
またカヌー・スラロームは日本では知名度のあまり高くない競技のため、観戦チケットが入手しやすい可能性があります。この競技はカヌーに乗り、川の一定区間に不規則に設置された20前後のゲートを順番に通過して下る時間を競うもので、野外スポーツ観戦の爽快感と迫力を味わうことができます。
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※新型コロナウイルスのパンデミックを受け、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックは1年程度の延期が決定しました。詳細な日程、選考基準などは、公式情報が発表され次第、順次更新します。2019年5月末で、2020年夏に開催される東京オリンピックまで残り420日となります。各種競技や開閉会式を観覧するための抽選エントリーが開始され、いくつかは落選することを見込み数十万円分のチケットを申し込む姿がSNSにもアップされています。チケットは抽選販売を予定しており、一次抽選の申込期限は本日5/28日(...
正規経路から東京オリンピック・パラリンピックのチケット入手を
抽選申込み画面の「案内開始」画面に、本日23:59までに進めれば、その後の操作は23:59を過ぎても可能であり、抽選申込みの手続ができます。ただし60分以上の操作は無効になることもあるので、こうした場合には迅速な判断を下しながら手続きを進める必要があるでしょう。
「東京2020チケット購入・利用規約」の定めにより非公式なチャネルで購入されたチケットでの入場は不可となっているため、今回の抽選申込みに間に合わなかったからといって、オークションやSNSを通じた他人からの譲渡などでチケットを入手することはやめましょう。
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※新型コロナウイルスのパンデミックを受け、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックは1年程度の延期が決定しました。詳細な日程、選考基準などは、公式情報が発表され次第、順次更新します。2020年の東京オリンピックまであと600日を切りました。政府や東京都、オリンピック組織委員会などを中心に、目下急ピッチでの準備が進められています。そのような中、スポーツやコンサートの入場券の高額転売を規制するチケット転売規制法が8日、国会で成立しました。2020年の東京オリンピックを前に、以前から問題になって...
東京オリンピック・パラリンピックのチケット販売の抽選申込みを希望しているがまだ手続を完了していないという場合は、最終日の今日は手が空き次第、手続きを進めるべきでしょう。
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