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中国人のマラソン愛好家にアンケート
JTB総合研究所は、中国人の市民マラソンブームに伴い、海外大会への関心の高さや参加意向など、意識調査を実施。6月10日に結果と考察を公開しています。
参加目的は「コースの景観を楽しむ」が6割
中国では、2018年のマラソン関連大会の参加者が前年比17%の増加、開催に伴う経済効果は288億元となっていることから、国もスポーツ産業を後押ししています。
同研究所は、北京と上海のランニング愛好家884名にアンケートを実施。内訳は男性64.6%、女性35.4%、年代は20代~40代が86%となっています。
回答者の海外マラソン大会参加経験者は16.1%。そのうち「コースの風景や街並みが素晴らしいから、今後も参加したい」と回答したのは61.3%で最多です。
大会の選び方も、「参加したい大会を先に決める」人は39.8%、「行きたい国を先に決めて大会を探す」人は49.3%。積極的に開催地の観光をしたい人は66.5%で、観光への関心が高いことが分かります。
日本のマラソン大会認知度は66%、対策は?
日本各地のマラソン大会の認知度は66.0%、2019年に参加したいと回答した人は44.1%となっています。
レポートでは、調査結果から様々な角度でマラソン愛好者のトレンドや動向を分析、考察しています。
その中で、母国語による前日のコース下見など現地プログラムを望む回答も多く、大会運営側と観光関連部署が連携した取り組みが求められると指摘しています。
(画像はプレスリリースより)
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▼外部リンク
JTB総合研究所のプレスリリース
https://www.tourism.jp/
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