インバウンド消費の中でも日本の化粧品は非常に人気が高く、わざわざ来日して買い求める訪日外国人観光客が大勢います。
TPCマーケティングリサーチ株式会社が、東南アジア6か国(タイ・インドネシア・マレーシア・ベトナム・シンガポール・ミャンマー)を対象に、化粧品市場調査「2019年 東南アジアの化粧品市場」を実施し、その結果を「2019年 東南アジアの化粧品市場」調査レポートとして10月4日に発表しました。
この記事では、その内容についてご紹介します。
東南アジア6か国を対象に化粧品市場調査を実施
2018年度の東南アジア6か国の化粧品市場は、前年度比で5.4%増と好調に推移しており、特に美白ケアや日焼け止めに関する商品への需要が高まっています。
おしゃれ意識の拡大などにより、化粧品市場は過去10年間で1.9倍にも拡大しており、化粧品の大きな消費圏として日系企業や欧米企業などの参入も進んでいます。
インドネシアではハラル化粧品も 外資企業の市場拡大も
国別では、インドネシアでハラル化粧品への需要が高まっていることもあり、前年度比で売上高が5.8%増。
シンガポールではL’OrealやEstee Lauder、資生堂などといった外資企業の化粧品への人気が高まっており、前年度比で売上高が5.9%増、市場拡大にも寄与しています。
ベトナムでは化粧品ユーザーの増加もあり、前年度比で売上高が7.9%増。タイでは高齢者の増加に伴って、アンチエイジング化粧品への需要が高まり、前年度比で売上高が4.0%の増加となりました。
(画像はTPCマーケティングリサーチ ホームページより)
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▼外部リンク
TPCマーケティングリサーチ プレスリリース
https://tpc-cop.co.jp/news/14577/
TPCマーケティングリサーチのプレスリリース(DreamNews)
https://www.dreamnews.jp/press/0000202816/