インバウンド数は自然災害や情勢で変化
JTB総合研究所は、10月9日、「インバウンド 訪日外国人動向」の最新版を発表しました。
訪日韓国人観光客が大幅減に
JNTOの発表によれば、2018年の国・地域別インバウンド数は、中国が838万34人と、全体の26.9%を、また韓国が753万8,952人と、全体の24.2%を占めました。
2019年1月から8月におけるインバウンド数の累計は、2,214万4,914人。過去4年で、最も多い人数となりました。
しかし、2019年8月、ひと月のインバウンド総数は、台風21号や北海道胆振東部地震の影響を受けた2018年9月以来、11カ月ぶりに前年同月を下回る結果になったことが判明。前年同月比2.2%減の252万100人でした。
国・地域別で2019年8月のインバウンド数をみてみると、欧米豪市場では、全市場で前年同月を上回り、堅調に推移。
中国は、前年同月比16.3%増の100万600人、台湾は、前年同月比6.5%増の42万300人と、8月として過去最高を記録しました。
東南アジア地域では、タイが最も多く、前年同月比4.4%増の4万9,600人。次いでベトナムが、前年同月比27.7%増の4万3,700人となりました。
一方、韓国は、前年同月比48.0%減の30万8,700人と大幅に減少したことが判明。最近の日韓情勢などの影響が考えられますが、この韓国市場の減少が、インバウンド総数全体における前年同月を下回る一因となりました。
(画像はイメージです)
インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?
▼外部リンク
JTB総合研究所 プレスリリース
https://www.tourism.jp/tourism-database/stats/inbound/
【9/26開催】元外食チェーン担当者が答える!飲食店のインバウンドお悩み解決 〜『大衆点評』入門編〜
訪日外国人観光客の数が急増する中、飲食店の現場では「インバウンド対応をしたいけれど、具体的に何をすればいいのかわからない」という声が数多く聞かれます。
そんな方にお届けしたいのが、中国人観光客にとって日本での飲食店探しに欠かせない存在となっている、中国最大級の生活情報プラットフォーム「大衆点評(たいしゅうてんぴょう)」の対策です。ユーザーの口コミや写真、メニュー情報の整備次第で、来店数に大きな差が生まれることも珍しくありません。
本セミナーでは、外食チェーン企業でインバウンド施策を担当していた経験を持つ、株式会社mov インバウンド支援事業本部 プランナーグループ マネージャー 金子が登壇。
大衆点評の基本的な仕組みや、飲食店が登録・情報整備を行うことのメリットをわかりやすくご紹介します。
「大衆点評って聞いたことはあるけれど、よくわからない」「まずは基礎から知りたい」という飲食店の皆さまにおすすめの入門編セミナーです。
<セミナーのポイント>
- 中国最大級生活情報プラットフォーム「大衆点評」の基本が学べる!
- 飲食店が今すぐ取り組むべきインバウンド対策がわかる!
-
元外食チェーン担当者に直接質問ができる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→【9/26開催】元外食チェーン担当者が答える!飲食店のインバウンドお悩み解決 〜『大衆点評』入門編〜
訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!
訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。
アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。
参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。
【インバウンド情報まとめ 2025年9月前編】PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に9月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年9月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!