新型コロナウイルスのパンデミックを受け、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックは1年程度の延期が決定しました。
延期決定から半年後も、開催に向けてどのような対策を取っていくのか、まだ明確な道筋は見えていません。
2020年3月には、東京オリンピック開催について、委員のディック・パウンド氏がBBCの取材にこたえ、オリンピックの種目を世界に分散して開催することもあり得ると新たな発言をしていました。
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東京オリンピック分散開催説が浮上
IOC(国際オリンピック委員会)のディック・パウンド委員は、AP通信のインタビューで東京オリンピックを開催するかどうかの判断期限は5月下旬だとの見解を示し、延期や他国開催の可能性は否定していました。
しかしBBCの取材によると、東京オリンピック中止は最悪のシナリオで、延期や競技種目をカナダやイギリスなどに分散して開催するなどの検討がされている可能性を示唆しました。
あくまでも可能性であり、今後、日本国内での新型コロナウイルス(COVID-19)の動向に注視し関係組織と協力して必要な対策を検討するとしています。
2020年9月時点でもコロナ対策まだ示せず
その後2020年7月、東京オリンピックの開催日程が決定しました。
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2020年7月20日の週は、本来であれば東京オリンピック・パラリンピックが開催される予定でした。しかし新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて延期が決定し、現在は2021年の開催に向けて調整が進められています。2021年夏の開催に向け、日程や種目などの詳細が決定されていく中、共同通信が実施した調査では2021年の開催に慎重な世論も浮き彫りになっています。目次来夏のオリンピック開催、競技日程が決定観客削減も検討、開閉会式は維持共同通信の世論調査、70%が東京オリンピック「再延期・中止」を支...
世界各地で流行拡大のニュースは続いていますが、IOCの調整委員長を務めるジョン・コーツ副会長は、2020年9月、AFP通信の電話インタビューに対して「コロナがあろうとなかろうと開催される。来年7月23日に始まる」と発言したことが伝えられています。
ただし日本の組織員では、新型コロナウイルス感染症対策については詳細が詰められていないとして、世間では不安の声もあがっています。
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※新型コロナウイルスのパンデミックを受け、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックは1年程度の延期が決定しました。詳細な日程、選考基準などは、公式情報が発表され次第、順次更新します。IOC(国際オリンピック委員会)の委員が、東京オリンピックの開催について引き延ばせて5月下旬、との見方をAP通信のインタビューで示しました。関連記事韓国版「マスクマップ」登場!アメリカ、フランスのディズニーも続々閉鎖!新型コロナマップまとめついにマスク転売禁止へ「#転売ヤー死亡」タグが目次東京オリンピックは開催...
<参照>
BBC:Coronavirus: Tokyo Olympics still 'business as usual', says IOC's Dick Pound
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
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- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
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