米国で日本の3都市が大人気
JTBは、2月26日、訪日米国人観光客数が2019年、172万人に達して過去最高を記録した「米国市場」における実態レポートを発表しました。
昨年10月、米国の大手旅行雑誌による「世界で最も魅力的な大都市ランキング」において、東京が4年連続で1位を獲得。京都が2年連続で2位、大阪は5位にランクインし、日本の3都市が初めて同時に、トップ10入りを果たしました。
米国は「欧米豪」のけん引役
JTB訪日旅行重点15カ国調査によると、訪日米国人観光客の訪日旅行回数は、「1回」が35.0%、「2回」が21.5%。
旅行形態では、「FIT」が54.5%で前回調査より、9ポイントアップし、滞在日数では、「7~13日」が45.8%と最も高く、「14~20日」を合わせると全体の60.0%以上にのぼり、長期滞在が主流となっていることもわかりました。
「訪日を決めた理由(複数回答)」では、「日本の自然や風景が魅力だったから」が64.0%でトップにランクイン。「日本の文化や歴史に関心があったから」が55.5%、「日本の食事が魅力であったから」が52.8%と続きました。
「出発前 訪日旅行に期待したこと(複数回答)」では、「日本ならではの食事を楽しむ」が48.5%、「都市に滞在して楽しむ」が45.5%。
さらに「ショッピングを楽しむ」が36.3%、「日本人の生活を体験する」が36.3%、「日本の田舎体験をする」が36.0%と続き、“暮らすように旅する”を反映する結果となりました。
今年3月には、羽田空港からの輸送力が大幅に拡充されることが決定しています。欧米豪市場にあって突出した存在の米国市場。今後の動向に期待が寄せられています。
(画像はプレスリリースより)
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▼外部リンク
JTB プレスリリース
https://www.jtb.co.jp/