JTB総合研究所の市場トレンド2月版
JTB総合研究所は、訪日旅行市場の最新動向をまとめた『データで見る訪日インバウンド市場トレンド(2020年2月版)』を2月20日に公開しました。
2019年は高い成長率を維持し、韓国市場も持ち直しの傾向にありますが、今後は新型肺炎の影響次第だと報告しています。
伸び率は2%台に留まる
レポートによると、2019年の訪日旅行者数は3,188万人。伸び率は前年比2.1%増加となりました。韓国市場の大幅減がなければ、旅行者数伸び率は7~8%台になった可能性があると報告しています。
韓国市場は、回復ペースは不透明ながらも今後マイナス幅が若干縮小すると推測しています。一方で台湾の旅行者数が横ばい、または減速の見通し、中国は新型肺炎の影響で大幅減が避けられず、先が読みにくい状態となっています。
2019年の訪日消費は、観光庁によると前年比6.5%増の4.8兆円でした。欧米豪、中国など高単価の旅行者増加、訪日旅行者全体の平均単価が上昇したことが要因とされています。
2020年の訪日旅行者数は3430万人と予測
2020年の訪日旅行者数は、前年比7.6%増の3,430万人と予想されています。東京オリンピック開催時期はある程度のマイナスが予想されていますが、影響は小さいものと見ています。
同レポートの詳細は、サイトより無料でダウンロードすることが可能です。
(画像は写真ACより)
インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?
訪日ラボがまとめた「インバウンドデータレポート」を資料で詳しくみてみる
▼外部リンク
JTB総合研究所のプレスリリース
https://www.tourism.jp/