JNTO(日本政府観光局)の発表によれば、2020年2月の訪日外客数は、前年同月比58.3%減の108.5万人となりました。なかでも訪日中国人観光客は前年同月比87.9%減となりました。新型コロナウイルスの影響を色濃く受けた格好になりました。
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2月の訪日客大きく減少、新型コロナウイルスの影響で
新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年1月は、前年比1.1%減の266.1万人と持ちこたえましたが、2020年2月はその影響を色濃く受け、市場全体で58.3%減の108.5万人となりました。実数として150万人以上の減少となりました。
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消えた64万人の訪日中国人観光客
市場の中で最も新型コロナウイルスの影響を受けたのは中国で、2019年2月の72.4万人に対して2020年2月は87.9%減となる8.7万人に。実数として約64万人の訪日中国人観光客を失ったことになります。
訪日中国人観光客1人あたりの旅行支出はおよそ22.5万円(2018年年間値実績)ですので、中国市場だけでも概算として1,440億円の損失(※前年比)が発生しています。
新型コロナウイルスの感染拡大に関連し、1月27日からは中国政府の通達により、団体ツアー及び航空券とホテルのパッケージ商品の販売が禁止されていること、そして一時運休・減便による航空座席供給量の減少、クルーズの運航停止が要因として挙げられています。さらに、中国最大の旅行シーズン「春節」が、2019年が2月だったのに対し、今年は1月になったことによる反動減も後押しした格好です。
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