1900年のパリ大会で初めてオリンピック競技に採用されたアーチェリーは、1924年のパリ大会からしばらく競技から外されていましたが、1972年のミュンヘン大会から再び正式競技として復活しました。
2013年9月7日にブエノスアイレスで開かれた第125次IOC総会で2021年の東京開催が決定しました。
2021年東京大会で行われるアーチェリー競技に向けて、概要から見どころ、注目選手について解説します。
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アーチェリー競技の概要と種目
アーチェリーは、弓を使って、シューティングラインから標的(ターゲットまたはフェイス)に向かって矢を放ち、的に刺さった矢の点数を競う競技です。 シューティングラインから70m先にある標的の大きさは直径122cm、的の中心は地上から130cmの高さがあります。
重要な場面でいかにプレッシャーをコントロールし、正確な矢を放つことができるのかが見どころとなります。 東京オリンピックでは、男女個人戦と1チーム3人制の男女団体戦、男女混合団体戦が行われます。
ランキング・ラウンド
アーチェリーの予選は「ランキング・ラウンド」と呼ばれ、トーナメントのランキングを決めるために男女64人の選手で行われます。1エンド4分という制限時間が設けられており、1選手につき1エンド6射、12エンド行われ、その矢数は72射に及びます。
標的面に当たった場合、最高点は10点、最低点が1点、外れた場合は0点となります。個人の満点は720点、団体の満点は2,160点、男女混合の満点は1,440点に設定されています。 同点の場合は10点を出した回数で順位が決まります。
個人戦
個人戦はランキング・ラウンドで決定したランキングに基づいて対戦相手が決まります。ランキングの1位対64位、2位対63位といった1対1のトーナメント方式で行われます。
トーナメントでは1射20秒の制限時間の中で、1射ずつ交互に射っていきます。1マッチ6ポイント先取で勝敗が決まります。
1セット3射30点満点で、勝者には2ポイント、同点の場合はそれぞれに1ポイントが付与されます。 1マッチあたり最大5セットが行われ、5セットが終了した時点で同点の場合は両者1射ずつのシュートオフで決着をつけます。
団体戦
1チーム3名で行われる団体戦は、1セットの制限時間が2分に定められています。1セットあたり各選手が2射ずつの計6本60点満点です。1マッチあたり最大4セット行われ、1セットごとに勝者には2ポイント、同点の場合はそれぞれに1ポイントが付与され、5ポイント先取で勝利となります。
4セット終わった時点で同点の場合はシュートオフが行われます。シュートオフは制限時間1分のなかで、各選手1射ずつ、3本の合計点で勝敗を決めます。
シュートオフで同点の場合は、両チームの3射を比較し1本の得点が高い矢を射たチーム、つまり標的の中心から近い矢を持つチームが勝者となります。
東京オリンピックのアーチェリー競技
東京オリンピックでは、アーチェリー競技はいつ行われるのでしょうか。開催される種目の順番と会場について紹介します。
日程・場所
2021年への延期決定前、東京オリンピックのアーチェリー競技は7月24日(金)から8月1日(土)まで、夢の島公園アーチェリー場で行われる予定でした(延期後の競技日程は4月上旬現在不明)。
7月24日の女子ランキング・ラウンドを皮切りに、男子ランキング・ラウンド、男女混合団体、女子団体、男子団体、女子個人予選、男子個人予選、女子個人決勝、男子個人決勝の順に競技日程が計画されていました。
会場である夢の島公園アーチェリー場は、5,600人の収容が可能で、2020年の東京オリンピック・パラリンピック用に東京都が新たに整備した施設です。大会後はアーチェリーを中心に、多様な活用の機会を提供する施設となることが見込まれています。
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※新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックは1年延期され、開会式は2021年7月23日(金)、閉会式は2021年8月8日(日)となりました。 2020年の東京オリンピック・パラリンピック(以下、2020年東京大会)が間近に迫っており、政府と地方自治体、国民が一丸となって大会に向けて準備を進めています。 そんな中、オリンピックが開催国に長期的で持続可能な効果をもたらす「オリンピックレガシー」を創出することは開催国の大きな目標となっています。 レガシー...
内定選手
東京オリンピックに出場する選手は2020年3月時点ではまだ決まっていません。
代表選手を決めるべく、2019年11月に男女各16人が出場する第1次選考会が行われました。 この第1次選考会には、19年の世界選手権に出場した選手と19年にナショナルチームとして派遣され、海外で開催された大会で3位以内に入った選手が優先的に出場となりました。
この続きから読める内容
- 新種目「混合団体」
- アーチェリーの見どころや注目選手
- 緊張感漂う会場
- 圧倒的に強い韓国
- 注目選手
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