中国語入力ができなくても問題なし!ネットで中国の一次情報にアクセス:自分でできる市場動向調査、199itと中国版Google Trends「百度指数」

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中国人の消費傾向を知りたい」「大型連休の旅行レポートを見たい」「若者のライフスタイルを知りたい」――コンテンツのすべてを読めないにしても、そんな中国のちょっとした情報を、簡単にネットで調べられたら…なんてことがあるのではないでしょうか。

調べたいことがあるとしても、お目当ての中国事情を探り当てるための検索には慣れが必要です中国語を知ってても入力できても、知りたい情報にたどり着くにはコツをつかまないと難しくもあります

Google中国から接続できないことは知られていますが、中国国外からGoogleを使って中国のことを調べるにしても調べたいことが思うように出てこないということも少なくありません

かといって中国の検索エンジン百度で調べようと思っても百度の検索結果にも知りたい範囲の情報がないということがあります

経験して中国情報のプロになる人ならその辺の癖をしって検索できるのは当然ですが、ちょっと中国の事情を知りたい時に、検索エンジンが頼りにならないとなると、途方に暮れてしまいます。

そこで、この記事では、中国について執筆する筆者の使う調べ方を紹介したいと思います。なお、今回継続して長く使えているサービスを紹介しますが、中国のネットサービスはよく変化しますので、ある日突然使えなくなるかもしれません。そのときは諦めてください(またそのときに書ければ幸いです)。


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「199it」の調査レポートから市場動向を把握

冒頭に書いたような、自分が知りたい主題に対して、調査レポート、中国語で「報告(报告/バオガオ)」を見るのはひとつの手段です。

調査会社は世界的な著名企業や地場大手から、立ち上がっては数本調査結果を出しては消えるものまであり、加えて大手ネット企業や政府組織もレポートを出します。

経済発展に比例して調査レポートは出てくるもので、中国では日々いくつもの調査レポートが出ていますし、また東南アジア各国でもこれから調査会社が出てくるでしょう。

調査レポートはあるのに、検索サイトで最新の調査レポートを検索しようとしても、完全に見つけるのは至難の業です。この場合、直接、幅広い範囲のレポートを公開しているサイトにアクセスするのが一つの解決方法になります。

199itは中国語や中国に関係する世界のレポートをまとめたサイトです。ページを開くと、様々なジャンルの最新調査レポートが表示されています。

199itで検索するコツ:役立つ中国語のキーワードも紹介

同サイトの検索窓から、キーワードを入れれば、その関連の調査結果が出てきます。検索ワードは中国語でないといけませんが、ある程度検索サイトの「百度」や簡体字変換サイトや翻訳サイトがある程度助けてくれます(後述)。

例外が「旅行」という言葉で、中国語にも旅行という言葉があるけれど、これでは完全に検索結果が出てこないのですね。ここで「旅游」と入れて検索すると、旅游が付く調査レポートも検索されるのでより多くの結果が出てきます。

最近の調査結果は「旅游 2019」など、年を入れるとより絞れるでしょう。「海外旅行」についても、「出国游」という言葉で検索すると結果が出てきます。 

199itのサイトでは、タグとなるキーワードがあり、そのキーワードからも様々な検索結果が見つかります。

ECであれば「电子商务」で、旅行ユーザー動向であれば「旅行预订」で、消費者動向であれば「用户研究」で、食品日用品化粧品などの消費は「生活数据」になります。

▲[サイト199it]:筆者キャプチャ
▲[サイト199it]:筆者キャプチャ

▲[199itで化粧品を検索]:筆者キャプチャ

▲[199itで化粧品を検索]:筆者キャプチャ
▲[199itの検索結果から化粧品の調査結果を見る]:筆者キャプチャ
▲[199itの検索結果から化粧品の調査結果を見る]:筆者キャプチャ

中国版Google Trends、「百度指数」と「360趨勢」で検索傾向を知る

「世界中の検索トレンドをチェックできる」というGoogle Trendsというサービスがあります。しかし、残念ながら中国ではGoogle利用者が極めて少ないため、中国の検索トレンドをチェックするツールとは言い難いのが実情です。

代わりとなるのが百度指数」と「360趨勢」です。いずれもWeChat微信)のアカウントから利用できます。

登録はWeChatのアカウントで

WeChatのアイコンを探してログインしましょう。百度は右上の「注册」で画面が移った後、「已有帐号?登录」の「登录」をクリックするとWeChatアイコンが出てきます。

「360趨勢」は、右上の「登录」をクリックするとWeChatアイコンが出てきます。アイコンをクリックして、出てきたQRコードをスマートフォン版WeChatからスキャンしてログインすると、利用できるようになります。

この続きから読める内容

  • 使い方:結果をどう活かす?
  • 中国の文字の入力方法:入力できないなら、翻訳すればいい
  • 日本の魅力ある商品を在日外国人インフルエンサーとつなげるマッチングプラットフォーム「trial JAPAN」
  • 【インバウンド情報まとめ 2026年2月後編】訪日中国人数6割減でも「インバウンド全体としては好調」、観光庁 / 1月の訪日外客数359.8万人、韓国が史上初の110万人超え ほか
  • 今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
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この記事の筆者

山谷剛史

山谷剛史

76年東京生まれ。東京池袋近辺、中国雲南省昆明育ち。フリーランスライター。36kr日本語版のお手伝い。前職NNA。2002年より中国アジアのITやトレンドについて執筆。中国IT業界記事、中国流行記事、中国製品レビュー記事を主に連載。著書に「中国S級B級論(共著)」「中国のインターネット史」など。

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