SDGs達成に観光業界が貢献できることとは?海外と日本の事例から目標達成のヒントを探す

THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ- アーカイブ無料配信中
完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

SDGsとは「持続可能な開発目標」のことであり、貧困削減や気候変動、ジェンダー平等など、地球の環境を守るための目標であり、観光産業もSDGsへの対応が求められつつあります。

特にコロナ禍で世界中で起きているオーバーツーリズムへの反省とサステイナブルツーリズムの加速もあり、日本の観光産業におけるSDGs視点の導入と展開が不可欠であるといえるでしょう。

この記事ではSDGsの概要と、SDGs達成に向けた観光産業の役割、日本を含む各国における取り組み事例を紹介します。

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)

海外で認知が進む、SDGsとは?観光産業に求める役割も解説。

SDGsは世界中で注目される目標となっていますが、日本では海外に比べ認知がまだ低い状況にあります。

ここではSDGsについての概要と、観光産業で求められるSDGsについて紹介します。

そもそもSDGsとは?日本と海外との認知度の差

SDGsとは「Sustainable Development Goals」の頭文字をとったもので、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されており、貧困や気候変動、環境悪化、不平等などの課題をなくすことで、より良い世界を目指す国際目標です。

SDGsは2015年に国連サミットで採択されており、17の目標と169のターゲットがあります。

持続可能な開発目標
1 貧困をなくそう
2 飢餓をゼロに
3 すべての人に健康と福祉を
4 質の高い教育をみんなに
5 ジェンダー平等を実現しよう
6 安全な水とトイレを世界中に
7 エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
8 働きがいも経済成長も
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
10 人や国の不平等をなくそう
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任。つかう責任
13 気候変動に具体的な対策を
14 海の豊かさを守ろう
15 陸の豊かさも守ろう
16 平和と公正をすべての人に
17 パートナーシップで目標を達成しよう
国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所より、訪日ラボ編集部作成

海外においてはすでにSDGs、また観光分野におけるSDGsの推進に関する関心が高まっています。

JTB総合研究所の日本人と英語圏の外国人を対象とした「旅行者のSDGsに対する意識調査」(2019年)では、SDGsの認知度については、外国人が84.2%、日本人が29.8%と、大差が付いています。

またSDGsに配慮した旅行の必要性に対して、外国人の96.7%「必要だと思う」もしくは「まあ必要だと思う」と回答しています。

一方、日本人は同様の質問に対して必要だと考えている人の数は75.2%に留まっています。

ただし、コロナ禍をきっかけに世界中で自身や企業の行動がどのように環境に影響を与えるかという考え方の台頭に拍車をかけました。

観光産業においてもその考え方が広まり、観光客の急増による「オーバーツーリズム」への対応が求められ、SDGsの視点を取り入れた「サステナブルツーリズム(持続可能な観光)」に対する取り組みがより一層必要とされています。

SDGsにおける観光業の5つの役割

では、なぜ観光産業においてもSDGsの推進が求められるのでしょうか。

国連世界観光機関UNWTO)によれば、観光産業は世界のGDPの10%を占めており、世界で働く11人に1人が観光関連の仕事に従事しているほど、経済に対して影響力の大きい産業といえます。

また国境を超えた国際観光も拡大しており、2030年に18億人の国外から到着した観光客数は2030年に18億人と予想されています。

このように大きな経済規模を有する観光産業は、経済分野だけではなく、自然環境や文化、社会に与えるインパクトも大きいため、社会的責任という意味ではSDGsの推進も求められています。

そこで、2017年に定められ、UNWTOが主導した「開発のための持続可能な観光国際年(International Year of Sustainable Tourism for Development/IYSTD)」では、観光産業がSDGsに貢献する5つの領域を示しています。

  1. 包括的で持続的な経済成長
  2. 社会的包摂・雇用創出・貧困軽減
  3. 資源の効率化・環境保護・気候変動
  4. 文化的価値・多様性・遺産
  5. 相互理解・平和・安全

海外におけるSDGsに関する取り組み事例

前述したように、海外ではSDGsに対する認知度が高いため、すでに観光に関わる企業や団体からSDGsの達成に向けた取り組み事例が数多く出てきています。

この続きから読める内容

  • Wonderful Copenhagen(デンマーク)|DMOからSDGs達成目標を発信
  • フィンランド政府観光局|持続可能性を考慮した観光業者の認定制度創設
  • 国内観光事業者のSDGsに関する取り組み事例
  • 星野リゾート|「勝手にSDGs」で企業と地域の共存を目指す
  • 中部観光|SDGs教育促進の「富山型SDGs TOUR」を開催
このページの続きを読むには会員登録が必要です
\無料・1分で登録完了/

訪日ラボ無料会員
登録すると…

50,000ページ以上の
会員限定コンテンツが
読み放題

400時間以上の
セミナー動画が
見放題

200レッスン以上の
インバウンド対策の
教科書が学び放題

\無料・1分で登録完了/

今すぐ会員登録する
完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに