インバウンドの移動経路・滞在・宿泊などの把握が可能
日本政府観光局(以下、JNTO)が、インバウンドの旅行動態を分析するための独自データを無償提供していると3月23日に発表しました。
同データはJNTOが開発した公式アプリ「Japan Official Travel App」で取得するもので、インバウンドの移動経路・滞在・宿泊などの把握が可能です。GDPR(EU一般データ保護規則)に準拠しており、商用利用もできます。
データの無償提供は「日本の観光統計データ」サイト内のメニューにある「訪日旅行の動態を調べる」で開始されました。
個人が識別できないように加工した位置データに
同データは個人が識別できないように加工した位置データになっており、訪問地・移動経路を地図上で確認ができるほか、訪問時期や滞在・宿泊に関する数値もグラフなどで可視化しています。
JNTOが保有する独自データの提供を求める声が、自治体や地域の観光事業者などから多く寄せられ今回の無償提供に至りました。同データの提供により、インバウンドの受け入れ再開に備え、マーケティングやプロモーションの高度化に寄与していくということです。
(画像はJNTO ホームページより)
▼外部リンク
JNTO プレスリリース
https://www.jnto.go.jp/
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