「新幹線をオフィスに」JR九州、期間限定で新幹線にリモートワーク推奨車両設置、通話もOK

THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ- アーカイブ無料配信中
完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、テレワークやオンライン会議が拡大しています。

これを受け九州旅客鉄道株式会社(以下:JR九州)が、新幹線の中でのリモートワークを推奨する特別車両を設けることを発表しました。

該当車両では、無料でWi-Fiを利用でき、通話も可能とされています。利用に際しては、特別に追加料金を支払う必要はなく、誰でも利用できます。

訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)

JR九州が新幹線内でのリモートワークを推奨

JR九州は、2020年6月、新幹線の中で仕事が可能になる「シェアオフィス新幹線」を期間限定で運行します。通常「お控えください」と呼びかけられる社内通話も、該当の車両内では周りの目を気にせず快適に行えます。

期間限定で特別車両を設置、特別な利用料はなし

5月25日、JR九州は、「シェアオフィス新幹線」と称して、新幹線にリモートワークを推奨する車両を設置すると発表しました。

これは期間限定の取り組みとなっており、2021年6月14日から30日までの間、平日のみ実施されるとのことです。

対象列車は、上り線では「さくら402号」(鹿児島中央駅12時00分発・博多駅13時37分着)、下り線は「さくら402号」(博多駅16時24分発・鹿児島中央駅17時59分着)が設定されています。

それぞれの列車の6号車が一両まるごと「リモートワーク推奨車両」とされ、合計18人が利用できます(利用可能座席は窓際のみ)。対象列車の乗車券と指定席特急券を購入すればだれでも利用可能で、追加料金の支払いなどはありません。

なお、該当車両には座席の指定制度がないため、注意が必要です。

「シェアオフィス新幹線」の利用可能座席
▲「シェアオフィス新幹線」の利用可能座席:JR九州プレスリリースより

引用元:JR九州プレスリリース

JR九州は、「車内でのリモートワークをより快適にするため」として各企業とも連携を図っています。

株式会社NTTドコモとの連携によって、乗客は無料でWi-Fiルーターを利用でき、電子雑誌読み放題サービス「dマガジン for Biz」も楽しめます。

また、ライオン株式会社とも連携しており、車両利用客に除菌シートを配るとしています。

「シェアオフィス新幹線」の利用イメージ
▲「シェアオフィス新幹線」の利用イメージ:JR九州プレスリリースより

引用元:JR九州プレスリリース

感染拡大が続く中、JR九州は新幹線の車内で安心かつ快適に仕事ができる環境づくりに注力しているといえます。

「ワ―ケーション」とはまた一味違う「新幹線での移動中にリモートワーク」という新しい取り組みに注目です。

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる


<参照>
JR九州:プレスリリース

【12/16開催】ホテルの売上・利益最大化に必須の「3つのポイント」を解説

2025年、ホテル業界はインバウンド回復、需要の激しい変動、OTA経由の予約集中、そして深刻な人手不足といった、かつてない環境変化に直面しています。

このような状況下で、今後も安定的に売上を伸ばし続けるためには、「集客」「予約数の向上」「レベニューマネジメント」の3領域で、確実に成果を出すことが不可欠です。

本セミナーでは、ホテルの売上最大化を支援する3社が、宿泊施設が今すぐ押さえておくべき実践的なポイントをわかりやすく解説。また、自社公式サイトの予約率を向上させた取組事例も併せて紹介します。

<セミナーのポイント>

  • ホテルが“選ばれる状態”をつくるためのMEO・口コミ対策の要点が学べる!
  • 公式サイトでの自社予約率を高めるための改善ポイントがわかる!
  • テクノロジーを活用してレベニューマネジメントと販売活動をアップデートする考え方が理解できる!

詳しくはこちらをご覧ください。

ホテルの売上・利益最大化に必須の「3つのポイント」を解説【12/16無料セミナー】

【インバウンド情報まとめ 2025年11月後編】中国の訪日自粛要請、観光庁長官の受け止めは? ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に11月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。
中国の訪日自粛要請、観光庁長官の受け止めは?/ 10月の訪日外客数389.6万人、国別1位は韓国 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年11月後編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!

その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに