株式会社エイチ・アイ・エスはアフター・コロナにおけるタイからの訪日タイ人誘致に繋がる事業展開を模索しています。
こうした中で、株式会社エイチ・アイ・エスのタイ法人であるH.I.S.TOURS CO.,LTDはタイのバンコクに「食」・「モノ」を通じて京都の魅力と文化を発信する専門店「Hannari Café de Kyoto(ハンナリ・カフェ・ド・キョウト)」を6月9日(水)にオープンしました。
訪日タイ市場に向けタイにいながらも京都を感じてもらうことで、訪日潜在層への将来の意欲喚起を図っています。
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タイに潜む日本への観光需要

訪日タイ人の数は直近10年で飛躍的に増加しており、コロナ禍前の2019年まで、訪日タイ人によるインバウンド需要は増大し続けていました。
そのためコロナ禍後の観光業界において、東アジア市場や欧米豪市場と同様、タイを含むASEAN市場へのPRも重要です。
「喫茶店」文化を表現 内装やメニューは京都らしさを演出するつくりに

タイでは日本をテーマにしたレストランやカフェが人気で、日本のチェーン店も多く出店しています。
一方で、喫茶店というジャンルはタイ人にはまだ馴染みのない新しい文化です。このような状況を活かし、メニューと内装には京都らしさを演出しています。
具体的には京都産の抹茶を使用した薫り高い抹茶ドリンクとスイーツの提供を行ったり、京都府と連携し、加工食品と雑貨を中心とした京都産品を輸入・販売するコーナーを設置しています。
日本に来れないならこそ、海外に日本的空間を作り上げ、顧客層を取り込むという発想に基づく活動は、現在コロナ禍において海外の顧客層を維持するのに効果的であると考えられます。
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<参考>
プレスリリース:タイにおける京都の魅力と文化を発信「Hannari Café de Kyoto」グランドオープン
日本政府観光客:訪日タイ人の推移(1990-2021)
【2023年インバウンド最新動向を予測】国・地域別デジタルマーケティング戦略
2022年10月からついに入国者数の上限撤廃、短期滞在者のビザ免除等が実施され、訪日観光が本格的に再開されました。
未だ"完全回復"には至っていないものの、観光地によってはすでに多くの訪日外国人観光客が訪れているところもあり、「インバウンド対策」への関心が急速に高まっています。
では、今やるべきインバウンド対策とはなんでしょうか。そしてそれを国・地域別に見ると、どういった違いがあるのでしょうか。
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