この度、イギリスの航空サービスリサーチ会社「SKYTRAX社」が実施した「World Airport Awards 2021」において、「中部国際空港セントレア」が3部門で世界第1位を獲得しました。
中部国際空港株式会社代表取締役社長の犬塚力氏は受賞コメントで、「今回の受賞を励みにし、今後もお客様や空港の安全の確保を第一に、”チームセントレア”で皆様のご期待に沿えるよう、サービス向上に日々努めてまいりたいと思います」と述べています。
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Regional Airport部門で7年連続1位、Regional Airport-Asia部門では11年連続の1位
このランキングは、1989年に創立されたSKYTRAX社が世界各国の550以上の空港を対象に実施した顧客満足度調査です。今回の調査は2020年から2021年にかけて実施され、100以上の国籍の旅客がアンケート調査に参加しています。
中部国際空港では、今回受賞した4部門のうち3部門で世界第1位を獲得しました。
尚、今年新設された新型コロナウイルス対策が評価項目となっている「The COVID-19 Airport Excellence Awards」では世界全体で38の空港が受賞しており、中部国際空港もそのうちの1つです。
「World’s Best Regional Airports」7年連続1位
「World’s Best Regional Airports」はSKYTRAX社が「Regional Airport」と定義した、通常、首都以外の都市に位置し、主に短~中距離路線が運行され、長距離国際路線の主要ハブではない空港を対象とした顧客サービス評価に関するランキング、7年連続の1位となります。
※()内は前年のランキング
- 中部国際空港/日本(1)
- ハンブルク空港/ドイツ(2)
- 福岡国際空港/日本(9)
「Best Regional Airports in Asia」11年連続の1位
「Best Regional Airports in Asia」は上記の定義のうちアジア地域を対象としたランキングで、11年連続の1位となります。
※()内は前年のランキング
- 中部国際空港/日本(1)
- 福岡国際空港/日本(3)
- 海口美蘭国際空港/中国(2)
「Best Airports : 2-5 million passengers」第1位
旅客数規模別部門の「Best Airports : 2-5 million passengers」は、世界の空港を年間旅客数規模別に区分した中で、旅客数規模別(200万人以上500万人以下)部門での顧客サービス評価に関するランキングとなります。
昨年までは1,000万人~2,000万人規模で5年連続の第1位でしたが、今回は200万人~500万人規模での第1位となりました。
- 中部国際空港/日本
- ハンブルク空港/南アフリカ
- ケープタウン国際空港/ドイツ
「The World's Top10 Airports」では上位10空港にアジアが半数ランクイン
このランキングは、世界の550以上の空港を対象とした顧客サービス評価に関する総合のランキングになります。
中部国際空港は11位ですが、日本は上位10空港のうち3つ、アジアでみると5つの空港がランクインし半数をアジア地域で占める結果となりました。
※()内は前年のランキング
- ドーハ・ハマド国際空港/カタール(3)
- 東京国際空港(羽田/日本(2)
- チャンギ国際空港/シンガポール(1)
- 仁川国際空港/韓国(4)
- 成田国際空港/日本(7)
- ミュンヘン国際空港/ドイツ(5)
- チューリッヒ国際空港/スイス(11)
- ロンドン・ヒースロー空港/イギリス(12)
- 関西国際空港/日本(10)
- 香港国際空港/中国(6)
新型コロナウイルスの収束のめどが立たない中、引き続き徹底した感染予防対策や旅行客が安心して利用できる空港内の環境づくりが求められそうです。
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<参照>
中部国際空港株式会社:ニュースリリース
SKYTRAX:The Passenger's Choice Awards
SKYTRAX:World’s Best Regional Airports 2021
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