CNBCは、ベネチアが2022年の夏より日帰り観光客に対し、事前予約制を導入、入場料を徴収する予定であることを報道しました。
ベネチアでは既に国際観光再開に伴いオーバーツーリズム対策として大型クルーズ船入港を禁止しています。
入場料は3〜10ユーロ、入口に電子ゲート導入
タイムズ紙によると、この対策では、観光客の事前予約制を導入、さらにシーズンに応じて3〜10ユーロの入場料を設ける予定で、地元のホテルの滞在者や地域住民、その親戚や6歳未満の子供は入場料が免除されます。また市内へ入る際の入口には電子ゲートを設け、観光客を管理していくことを予定しています。CNNによると、この夏入国規制が緩和され、ベネチアには1日最大8万人の観光客が訪れています。来夏より行われるこの措置は、観光再開により課題となるオーバーツーリズムへの打開策となるでしょう。
コロナ後のオーバーツーリズム対策の先行事例
オーバーツーリズムに対し都市をあげて対策に踏み切ったベネチア。先述のとおり大型クルーズ船入港禁止により、危機遺産への登録を回避しました。今回の対策ではさらなる改善策として観光客の管理・制限を重要視しています。他の観光地においても追従する動きが生まれるかもしれません。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる
<参照>
CNBC:Venice set to introduce an entry fee and booking system for tourists
THE TIMES:Venice backs €10 entry fee and turnstiles for tourists
LASTAMPA:Venezia a numero chiuso: dall’estate 2022 occorrerà prenotarsi e pagare l’accesso
CNN:Venice employs armed guards to deal with overcrowding on ferries
日本の魅力ある商品や体験を在日外国人インフルエンサーとつなげるマッチングプラットフォーム「trial JAPAN」
日本の魅力ある商品や体験を在日外国人インフルエンサーとつなげるマッチングプラットフォームです。インバウンド向け外国人インフルエンサー施策を、煩雑な交渉やスケジュール調整などの手間なくすぐに始められます。従来のインフルエンサー施策より、低コストで運用負担を抑えられるため、継続的なインバウンド市場への認知拡大を実現します。
詳しくはこちら をご覧ください。
【インバウンド情報まとめ 2025年12月後編】11月の訪日外客数351.8万人 累計で過去最多/2024年に日本開催の国際会議、前年比1.2倍 ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に12月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→11月の訪日外客数351.8万人 累計で過去最多/2024年に日本開催の国際会議、前年比1.2倍 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年12月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!











