台湾人の6割「日本への入国制限解除後、すぐ訪日旅行したい」2,348名の調査から

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

BEENOS Travel(ビーノス トラベル)株式会社は、運営する台湾最大級の訪日旅行メディアサイト「旅行酒吧(トラベルバー)」の台湾在住ユーザー2,348名に、訪日意向に関するアンケートを実施しました。

アフターコロナ時の旺盛な訪日意欲や、高まるEC需要、地方への需要などが見える結果となっています。

調査の内容について、詳しくご紹介します。

インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)

台湾最大級の訪日旅行メディアサイト「旅行酒吧(トラベルバー)」で訪日意向調査

BEENOS Travelが運営する「旅行酒吧(トラベルバー)」は、台湾最大級の訪日旅行メディアサイトとして、台湾、香港、マカオなどのユーザーから支持されています。

月間平均PV数550万を誇る同サイトでは、日本旅行の情報収集や旅行計画づくりができ、訪日への意欲が高いユーザーが登録しています。

新型コロナウイルス感染拡大が訪日客数に大きく影響するなか、BEENOS Travelは国内事業者に向けたインバウンド情報提供の一環として「今後の訪日意向について」の調査をトラベルバーのユーザーに対し行いました。

2021年7月1日~15日にかけてインターネットによるアンケート調査が行われ、台湾在住のトラベルバー会員2,348人が回答しました。

6割が「日本への入国制限解除後に、すぐ訪日旅行をしたい」

訪日旅行に際して、訪日旅行は安全と判断した後、いつ日本に旅行したいか、という質問に対し、63%が「台湾、日本の入国制限が解除されたらすぐ」と回答しました。

アフターコロナ時の高い訪日意欲がうかがえます。

訪日に向けた準備についての質問では、56%が「入国制限が解除されてないかチェック」と回答しました。

▲訪日準備、希望時期:BEENOS Travel株式会社調べ
▲訪日準備、希望時期:BEENOS Travel株式会社調べ

またこれまでの訪日回数については、「6回~9回」「10回~19回」という回答が最も多く、リピーターの多さがうかがえます。

滞在期間は7~13日が最も多く、長期滞在する人が多いことも分かります。

▲訪日経験、滞在期間:BEENOS Travel株式会社調べ
▲訪日経験、滞在期間:BEENOS Travel株式会社調べ

高まる越境EC需要:お菓子や日本酒が人気

新型コロナウイルス感染拡大の影響で訪日が難しい状況が続くなか、越境ECへの注目が高まっており、5割が「日本の特産品を越境ECで購入したい」と回答しました。

▲日本の越境ECへの興味:BEENOS Travel株式会社調べ
▲日本の越境ECへの興味:BEENOS Travel株式会社調べ

特にお菓子類の人気が高く、61%が「お菓子類」を買いたいと回答したほか、「茶、ジュース類の飲料類」が33%、「お酒類」が31%を占めました。

お酒類の中でも特に「日本酒」の人気が高く、回答の57%を占めました。

▲越境ECで購入したい商品:BEENOS Travel株式会社調べ
▲越境ECで購入したい商品:BEENOS Travel株式会社調べ

都心だけでなく地方への需要も

都道府県各エリアで訪問したい都道府県の調査では、都心だけでなく、地方への需要が見える結果となりました。

「北海道・東北エリア」で、70%を超えるユーザーが「北海道」と「青森」に訪問したいと回答し、次いで「秋田」や「山形」が人気を集めています。

「北陸エリア」では「新潟」が69%、「富山」が62%と注目度が高く、「中部エリア」では「静岡」が74%と人気が高く、次いで「愛知」と「岐阜」が49%という結果になりました。

「関東エリア」では「東京」が71%、「神奈川」、「長野」が46%となり「東京」への人気の集中がうかがえます。

▲都道府県別調査:BEENOS Travel株式会社調べ
▲都道府県別調査:BEENOS Travel株式会社調べ

「関西エリア」では、「京都」が80%と圧倒的な人気を集め、日本文化を象徴する建造物や文化への期待がうかがえます。

「山陰山陽エリア」では、「岡山」「広島」「鳥取」それぞれが約60%獲得し、「四国エリア」は「愛媛」と「高知」が同時に62%と支持されており、「九州エリア」では熊本が71%という結果になりました。

▲都道府県別調査:BEENOS Travel株式会社調べ
▲都道府県別調査:BEENOS Travel株式会社調べ


インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

<参照>

PR TIMES:台湾最大級の訪日旅行メディアサイト「旅行酒吧(トラベルバー)」の会員2,348名に聞きました。6割が「日本への入国制限解除後に、すぐ訪日旅行をしたい」と回答

訪日ラボ 最新版インバウンド情報まとめ

訪日ラボおすすめの記事をご紹介します。

永山卓也氏・mov共著『Googleビジネスプロフィールですごい集客力を手に入れる』8月5日発売


訪日ラボを運営する株式会社movは、株式会社ユニットティ 代表取締役で、日本初のGoogle ビジネスプロフィール ダイアモンドプロダクトエキスパートとしても活躍する永山 卓也氏とともに、Googleビジネスプロフィール専門の解説書『Googleビジネスプロフィールですごい集客力を手に入れる』を青春出版社より8月5日から発売いたします。

本書は、小売・飲食・宿泊業、観光業のマーケティング、マネジメント支援を中心に豊富な支援実績を持つ永山氏、そして口コミ対策・ローカルSEO(MEO)、インバウンド領域に知見を持つmovがタッグを組み、Googleビジネスプロフィールに関わる店舗集客施策を解説したものです。

全国の書店及びAmazonなどのオンライン書店、電子書籍での販売を予定しております。事前予約については以下のページをご確認ください。
https://amzn.asia/d/06xjqsYU

詳しくはこちらをご覧ください。
永山卓也氏・mov共著『Googleビジネスプロフィールですごい集客力を手に入れる』8月5日発売


【インバウンド情報まとめ 2024年7月前編】「もう一度行きたい国」日本が1位に、その背景は? 他


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。

この記事では、主に7月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。

最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください!

本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

「もう一度行きたい国」日本が1位に、その背景は? / 4月の国別宿泊者数 中国が再び1位に【インバウンドまとめ 2024年7月前編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに