「ガストロノミーツーリズム」とはその土地の食の魅力を通じ、訪れた土地で文化や歴史にも触れてもらうことを目的とした観光です。
ガストロノミーツーリズムの課題や展望について世界各国の関係者が議論する国連機関主催の会議が来年6月に奈良県で行われることが決定し、22日、実行委員会が開かれました。
奈良県で開かれるのはUNWTO(国連世界観光機関)が主催する「ガストロノミー世界フォーラム」です。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)和食の源流奈良で「ガストロノミー世界フォーラム」6月開催
奈良市で開かれた実行委員会には県やUNWTO、観光業に携わる関係者が出席し、フォーラムのコンセプトや議事の内容などが話し合われました。荒井知事は「海外から来る参加者に、日本に対していい印象を与えられるよう、知恵を出していきたい」と述べました。
和食文化の源流とされる奈良県では、観光業を発展につなげようと「ガストロノミーツーリズム世界フォーラム」誘致に取り組んでおり、日本で初めての開催にこぎ着けました。フォーラムは、奈良市の県コンベンションセンターで、6月13日から3日間の日程で行われます。
国内外の観光関連の政府関係者や事業者など600人が参加し、「持続可能性」や「地域経済の発展」などをテーマに、今後の観光振興の展望などが話し合われる見通しです。
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