シルバー旅行とは、主に高齢者に向けた旅行のことです。
9月の大型連休、シルバーウィーク期間の旅行を指す場合もありますが、この記事では高齢者を対象とした旅行にフォーカスします。
一般的な旅行プランについて、各社のサイトから紹介した後、シルバー旅行で好まれる傾向について解説します。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)シルバー旅行、旅行会社各社のプランの様子
高齢化社会が進展する中、高齢者の旅行についても近年注目されるようになっています。
観光庁が平成26年(2014年)にまとめた「ユニバーサルツーリズムに係るマーケティングデータ」では、高齢者向けの旅行商品に対する将来の利用意向は高くなっています。
ここでは、旅行会社各社のシルバー旅行の取り組みを紹介します。
「ゆったり旅」でニーズを獲得(クラブツーリズム)

クラブツーリズム株式会社は、「ゆったり旅」という名称で、シニアのニーズをつかんでいます。
「旅行には行きたいけれど長時間歩くのは苦手」、「ゆったりとした旅を楽しみたい」といった声に応えて登場しました。
75歳以上向けの国内旅行では、添乗員の増員や歩くスピードへの配慮、いすなど設備面の配慮が見られます。
旅行プランをテーマ別に分けて訴求(楽天トラベル)

楽天トラベルでは、「50歳からのテーマから探す旅」という名称で、テーマやシーンに分けて旅行プランを提案しています。
高級路線や夫婦旅、孫と楽しみたい、記念日など多様なニーズに対応しています。
シニア層は時間的にも余裕があると考えられるため、平日の旅行を提案しています。
ゴルフ場を提案(阪急交通社)

阪急交通社は、特設ページはないものの、絞り込みで旅行プランを検索できるように工夫されています。
特にゴルフ場の人気が高く、国内各地のゴルフ場が案内されており、日本シニアオープンが開催されたゴルフ場も提案しています。
関連記事:ゴルフツーリズムとは:欧米豪を狙うべき理由/三重・北海道・宮崎の取り組みも紹介
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シルバー旅行を企画する上で。最近の傾向は
ここからは「高齢者と共に旅をしたい」、そして「自ら企画をしたい」人に向けての傾向を紹介します。
アクティブシニア層のニーズ
先述した観光庁の調査「ユニバーサルツーリズムに係るマーケティングデータ」によれば、アクティブシニアは旅行頻度は高いものの、旅行を選ぶ際には行程がゆっくりしていることや、自分が無理なく参加できるかどうかなどを気にしていることが分かります。
同調査では、乗換回数の軽減や現地での移動サポートなど、移動時の快適さの条件を揃えることで、旅行意向が高まるとされています。
旅行会社が今後ユニバーサルツーリズムに取り組む上での課題としては、「事故リスクが大きい」、「利益が少ない」、「専門のノウハウや協力体制、地域の情報が少ない」ことなどが挙げられます。
なお同調査によると、要介護者の旅行頻度は健康時に比べて5分の1に、介護者の旅行頻度は介護以前の2分の1に減少します。
また楽天トラベルの2015年調査「シニア世代に人気のエリア(注目スポット)ランキングTOP10」によると、温泉街や自然豊かな場所が人気の旅行先となっています。
旅行会社を介さず、団体旅行だけでなくフリープランも増加
観光庁の同調査で65歳以上を対象とした調査によれば、1年以内に行った直近の国内宿泊旅行のタイプは5割以上が「旅行会社を利用しない旅行(マイカー旅行、直接予約など)」、4割強が「一般販売の旅行ツアー(一般フリープランパッケージツアー、一般団体行動添乗員付パッケージツアー、一般宿泊施設手配プラン)」、1.5%が 「ユニバーサル旅行商品」となりました。
なお海外旅行では、一般販売の旅行ツアーが7割弱(一般フリープランパッケージツアー2割及び一般団体行動添乗員付パッケージツアー5割)で、「旅行会社を利用しない旅行(直接手配など)」が3割、ユニバーサル旅行商品は1.2%となりました。
団体旅行を自分で手配できるサイトも登場しており、各社のプランを比較できるものもあります。
全旅連が認定登録する『人に優しい宿サイト』
宿泊先選びの手段としては、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)が認定登録している、全国のシルバースター登録施設(人に優しい宿)を網羅した「人に優しい宿サイト」もあります。
この続きから読める内容
- シルバー旅行、コロナ後の見通しは?
- アクティブシニア、ワクチン接種進めば旅行への期待高く
- シルバー旅行、大きな潮流の1つに
- 日本の魅力ある商品を在日外国人インフルエンサーとつなげるマッチングプラットフォーム「trial JAPAN」
- 【インバウンド情報まとめ 2026年2月後編】訪日中国人数6割減でも「インバウンド全体としては好調」、観光庁 / 1月の訪日外客数359.8万人、韓国が史上初の110万人超え ほか
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