「TokyoTreat」や「Sakuraco」などサブスクリプション型で越境ECサービスをグローバルに展開する「株式会社ICHIGO」は、展開する4つの海外向けECサービスにおいて、2021年に海外ユーザーから人気のジャパン商品を発表しました。
コロナ禍で「日本の食や文化を楽しむ海外ユーザーが増加」
海外向けECサービスの「TokyoTreat」や「Sakuraco」で気に入った日本のお菓子や食品を単品でも購入できる「JAPANHAUL」では、売上が昨対比40%増と好調な伸びを見せています。
また、世界的な巣ごもり需要の高まりを受け、日本各地の和菓子を詰め込んだサブスクサービス「Sakuraco」は3ヶ月で売上170%増と、コロナ禍で海外旅行が難しい中でも日本の食や文化を楽しむ海外ユーザーが増加しました。
経済産業省が公表した2020年度の電子商取引調査によると、2019年の世界の越境EC市場規模は7,800億米ドル(日本円で約90兆)と推計されており、世界の越境ECの市場規模は年々拡大、 2026年には4兆8,200億米ドル(日本円で約578兆)に伸びる予想となっています。
「ジャパン商品ランキング」5種を発表
ここからは、2021年に海外ユーザーから人気の「ジャパン商品」5種を発表します。
メジャーブランドのお菓子「Kit Kat 桜味」

サブスクリプション型サービス「TokyoTreat」から、お菓子部門では、日本ならではの桜商品や限定フレーバーに関心のあるユーザーが多い結果となりました。
ソフトドリンク「さくら咲くラムネ」

ソフトドリンク部門では、お菓子と同じく桜味が人気の結果になりました。
また、海外の方からの認知度が高い人気観光地の名産品であるフルーツを使ったドリンクも人気となっています。
和菓子「メロンチョコ大福」

「Sakuraco」は、地方で歴史を築き上げてきた老舗和菓子メーカーの商品を取り扱っており、2021年3月からスタートしたサービスです。
こちらも、海外の方から認知度の高い日本のフルーツを使った和菓子が人気となりました。
また、お餅を使ったお菓子は触感がとても珍しいことから支持を集めています。
カップ麺「サワークリームオニオン焼きそば」

日本のお菓子や食品を単品で販売するEC「JAPANHAUL」では、乾麺のニーズが高まっています。
観光客が列をなす有名ラーメン店の商品や、海外の方が好む味の濃いこってりとした珍しい味のものが人気の結果となりました。
キャラクター「オリジナル 柴犬」

「カワイイ」グッズを届けるサービスとして開始した「YumeTwins」は、日本のアニメや漫画キャラクターが海外でもファンを増やし続けている点に着目しました。
今では累計販売個数30万個以上となるなど人気を誇るサービスです。
ゆるい雰囲気のかわいらしいキャラクターや、海外でも根強い人気を誇る「汎用うさぎ」が支持される結果となりました。
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<参照>
PRTIMES:株式会社ICHIGO プレスリリース