インドネシア政府は、外国人観光客に対し、3月7日からバリ島を始めとした一部の島で隔離なしでの入国を試験的に認めました。
新型コロナウイルスワクチンを3回接種し、最低4日間分滞在先の宿泊費を前払いするなどの条件がありますが、世界23か国から受け入れを再開します。
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バリ、隔離なしでの観光客受け入れ再開へ
インドネシア政府は7日から、日本を含めた世界23か国で外国人観光客を隔離なしで受け入れると発表しました。
インドネシア共和国観光庁の公式サイトによると隔離免除の対象国は、日本を含む東アジアや東南アジア、欧米豪などとなっています。
先進国や距離の近い新興国を中心に、幅広く受け入れる方針です。日本とは成田ーバリ間の直行便が2月3日から再開されていますが、完全に隔離がなくなります。
なお在インドネシア日本国大使館によると、隔離免除での入国対象はバリ島、バタム島、ビンタン島のみであり、ジャワ島などインドネシアにあるその他の島に隔離なしでの入国は認められていません。
インドネシア国内で違う島に移動する際にも、到着時の島で4日間滞在した後、ワクチンを2回以上接種していればPCR検査なしでの移動が可能となります。
隔離免除で入国するには、入国前後での2回のPCR検査で陰性、ワクチンの3回接種、健康保険への加入が義務付けられています。
また、PeduliLindungiアプリのダウンロードが求められます。スーパーマーケットやレストラン、観光名所などに入る際にこのアプリを用いてチェックインする必要があります。
なお、在インドネシア日本国大使館によると、ワクチン接種を2回行った人は24時間の隔離、ワクチン未接種の人には7日間の隔離が求められます。
また入国後3日目のPCR検査は全員が受ける必要があります。
観光のためのVOA(到着ビザ)は30日間で、1回のみ延長可能です。最大60日間滞在できます。
インドネシア政府は、この旅行制限の緩和により国の観光を再活性化させたいとしています。
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<参照>
インドネシア共和国観光庁:Latest Travel Regulations to Enter Bali as of 8 March 2022
在インドネシア日本国大使館:新型コロナ関連情報一覧
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2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
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