「OMAKASE」の検索ボリュームが世界各地で上昇中…インバウンドにどう活かす?

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「SUSHI」「MOTTAINAI」など、もともと日本発祥のモノやアイデアが、英語をはじめとする他の言語にもそのままの形で定着することはしばしばあります。

そんな言葉の一つに、「OMAKASE」があります。日本の「おまかせ」が近年、海を越えて広がりをみせているのです。「OMAKASE」という名前を冠した飲食店サービスも各国でみられます。

「OMAKASE」はいつ頃から、世界のどの地域で広がっていったのでしょうか。本記事では、世界の検索トレンドをもとに分析していきます。

また、インバウンドの文脈で「OMAKASE」がどう活かせるかについても見ていきます。

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OMAKASEという注文方法はステータスに

OMAKASEは主に飲食店の文脈で使われます。日本の「おまかせ」と同じように、料理の内容を料理人に一任するという意味です。「おまかせで」と注文した場合には、メニューにない料理や、その日に特に状態のいい素材を活かした料理などが提供されることもあります。

高級店で「おまかせ」をすると、通常のメニューから注文するよりも値段は高くなることは日本でもよくあります。このことは、海外の日本料理店でも同じです。

そのため、日本料理店で「OMAKASE」をオーダーすることは、海外では一種のステータスと捉えられているのです。

日本で言うところの高級フレンチでコース料理を味わう、といった体験に近いと考えられます。

メニューにない料理が出てきたり、日によってラインナップが変わったりするOMAKASEを注文することで、その時々でカスタマイズされたメニューを味わうことができます。そうした特別感が、外国人の興味を惹きつけています。

香港に出店する寿司屋「寿司の神 God Of Sushi」のおまかせメニュー:OpenRiceよりスクリーンショット
▲香港に出店する寿司屋「寿司の神 God Of Sushi」のおまかせメニュー:OpenRiceよりスクリーンショット

検索ボリュームから見るOMAKASEの広がり

OMAKASEが広まった時期と地域を確認するため、Googleトレンドというツールを使用します。このツールを使うと、ある単語がGoogle検索でどれだけ検索されたかを、グラフで見ることができます。

なお、これから参照するグラフは、期間は全て過去5年間とします。また、グラフで表示されている検索ボリュームは、最も検索数が多かった時期を100とする相対数値となっています。グラフ中の、2022/01/02に表示されている「注」は、「2022年1月1日から、Googleのデータ収集システムが変更された」ことを示しています。

ではまず、全世界でOMAKASEがどれだけ検索されていたかをみていきます。

Googleトレンド:検索キーワード「OMAKASE」の人気度の動向 地域:すべての国
▲Googleトレンド:検索キーワード「OMAKASE」の人気度の動向 地域:すべての国

2020年の3月頃に一度落ち込みましたが、2021年以降は右肩上がりの成長をみせているといえます。

次に、どの地域でOMAKASEがよく検索されていたかを知るために、地域別のインタレストを見ていきます。

Googleトレンド:検索キーワード「OMAKASE」 地域別のインタレスト 地域:すべての国
▲Googleトレンド:検索キーワード「OMAKASE」 地域別のインタレスト 地域:すべての国

シンガポールからマレーシアまで、東アジアから東南アジアの国々が上位に並ぶ結果となりました。

1位のシンガポールでの、OMAKASEの人気度の推移を見ていきます。

Googleトレンド:検索キーワード「OMAKASE」の人気度の動向 地域:すべての国
▲Googleトレンド:検索キーワード「OMAKASE」の人気度の動向 地域:シンガポール

やはり2020年後半以降、検索ボリュームが増加しています。2022年にピークを迎えたこともわかります。

次に、東南アジアの中では最もOMAKASEの検索が人気だった、タイでの人気度の推移を見ていきます。

Googleトレンド:検索キーワード「OMAKASE」の人気度の動向 地域:タイ
▲Googleトレンド:検索キーワード「OMAKASE」の人気度の動向 地域:タイ

シンガポールに比べると乱高下しているものの、2020年後半から2021年にかけて盛り上がりを見せ、2022年にピークが来ているという点は共通しています。

先に挙げた地域別のインタレストのランキングでは、アジアの国々が上位に並びました。しかしその要因の一つとしては、「人口が少ない地域ほど人気度のスコアが高くなりやすい」というスコア算出上の特性があると考えられます。この特性により、シンガポール香港といった、比較的人口の少ない地域が上位に並んだと考えられます。

これを考慮して、「人気度のスコアが最も高い、人口1億人以上の国」についても見ていきたいと思います。この条件にあてはまるのは、人気度が全体で11位の、アメリカ合衆国です。

Googleトレンド:検索キーワード「OMAKASE」の人気度の動向 地域:アメリカ合衆国
▲Googleトレンド:検索キーワード「OMAKASE」の人気度の動向 地域:アメリカ合衆国

シンガポールタイに共通していた、人気度の推移の2つの特徴は、アメリカにも当てはまることがわかりました。

この続きから読める内容

  • 未体験のOMAKASEを求め、日本にやってくる外国人
  • 「OMAKASEコース」を用意してアピール
  • コストをかけずに、集客力アップが見込める「OMAKASEコース」
  • OMAKASEで非日常を演出
  • ここでしか読めない!ノウハウが詰まった"大衆点評の教科書"を公開
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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